先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-5~

みなさん、こんにちは。

在宅勤務となり、毎日「オンラインミーティング」を最低1回は実施しています。

さて、今日はその「オンラインミーティング(オンラインの場)」について少しつれづれなるままに書き残したいなぁと思います。

実は、私はこのような社会情勢になる以前は、会議はなるべく「三密」で(笑)、膝と膝を突き合わせてface to faceで開催することが大好きな人間でした。

だから極力オンラインミーティングを行ってきませんでしたし、むしろオンラインで行うとタイムラグや距離の壁があって、なんか伝わるものも伝わらない!となんとなく食わず嫌いしていた人種でした。もちろん、オンラインミーティングをしたことも少なからずありましたが、なんとなく気持ちが前のめりしていなかったのが事実です。

しかし、このような社会情勢になった時、完全に自分自身の中で“コペルニクス的転回”が起こりました。もともと他者とのコミュニケーションをとることは大好きですし、ある意味コミュニケーターだなぁと自覚している部分もあったので、このような社会情勢になったからこそ、多少嫌がられてもオンラインの場を創り出していこうと考えるようになりました。

そうすると、これまでオンライン会議をやったことが無かった人が、zoomやハングアウト、Skypeなどを登録するようになり、また一人暮らしで他者とのコミュニケーションに飢えていた人が、とても明るい顔をしてオンラインの場に姿を現わすようになってくれました。

また、どうしてもオンラインミーティングに敷居の高い年配の先生も、LINEのビデオ通話なら参加してくれたり、オンライン飲み会だったら参加するよ!という具合に、オンラインでの場がどんどんと無理なく拡大されてきました。

やはり、人ははじめてのものに恐怖を覚えるし、人によってそのハードルの高さはさまざまなで、その相手のハードルにきちんと合わせることになり、一緒に歩き出してくれるんだなぁと実感しました。

ひとまず、現段階でのオンラインの場をつくる!という目標はある程度達成されてきたと思います。そして、次の段階はそのオンラインの場での安全・安心の確保(オンライン上での場づくりやファシリテーションの研究)や、オンラインの場での議論の深め方を無理なく進めていきたいと考えています。

そして、何よりもいまこのような社会だからこそ、ひとり(孤独)ってとっても不安だなぁと。無理に他者とコミュニケーションを取る必要はないですが、決してひとり(孤独)にならず、気軽にオンラインでも電話でも、他者とそして社会とつながることが大事だなぁと実感しています。

みなさん、ぜひひとり(孤独)で抱え込まず、みんなでこの「国難」を乗り切ってみませんか?そのためにできること…「今ちょっと暇?話せる?」ってLINEでもメールでもしてみませんか?