先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-7~

みなさん、こんにちは。

最近あえてYouTubeで漫才(ナイツとタイムマシーン号3号が私の推しです)や、講談師の神田伯山さんの連続物などをみて、笑いで免疫力を高めつつ、話し方なども勉強しています!

さて、今日はちょっとした尊敬する人のお話。ご本人が特定されると困るので、ぼやかして書きますが、簡単に言うと教科の大先輩です。その方が、臨時休校直前に後輩の先生たちが集う会議で、いつも同じことを仰っていました。

それがこのような状況下で無駄になっても良いので「さまざまな想定と準備」をしよう!と。そして、自分が決断する立場になったことをシミュレーションしてこの状況を過ごそうと。私は心から尊敬する先輩のため、ある意味その先輩の言葉を鵜呑みにして(笑)、学校だったら校長先生になった気持ちで想定と準備をしていました。

具体的に何をしたかというと、臨時休校再開に向けてのマニュアル草案を作成することにしたのでした。最初は思いつきでブレスト的に…ただやってみると正直ムズイ(笑)

簡単に言うと、考えることの広さと深さが段違いなんですね。自分の職務のことだけ、つまり自分のテリトリーさえ良ければと考えたら、すぐにできます。ただ、全体のバランスを考えて、俯瞰しつつも当事者意識を持って…まさに「鳥の目・虫の目・魚の目」を駆使して作成しました。

その途中、気心の知れた同僚の先生や外部の方にも見てもらい、また実際にお話をした大先輩にも見てもらい…また日ごとに入ってくる新しい情報も入れて、気づいたら本日段階でver.6となっていました。そして、パワポスライドに落とし込んでみると、あっという間に70枚ほどのものになりました。

すると、諸事情あって管理職の先生方もそれらを見てくれることになり、参考としてヒアリングまでしてくれました。

これが本校の今後にどう左右するかはわかりません。でも、ものすごいプラスにならずとも、マイナスにはならないかなぁと信じています。

また何より大先輩が「さまざまな想定と準備」をしよう!と仰ってくれていなかったら、正直他人任せであったかもしれません。もちろん、この「さまざまな想定と準備」

は今後も続きます。しかし、「さまざまな想定と準備」があったからこそ、なんとなく学校に貢献できました。そして、それはきっと学校に関わる多くの人びとに、ほんのちょっぴりでも貢献できるかもしれません。

このように導いてくれた大先輩に感謝しつつ、たとえほとんどが無駄になってもこれからも「さまざまな想定と準備」をしていきたいと思います。まぁ、何がどうなっても無駄なものなんて決して無いんですけれどね。