先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-21~

みなさん、こんにちは。

いよいよステイホーム週間も本日(5/6)で終わります。

勤務校は、いよいよ明日から「動画配信型授業」に向けて学内での撮影も開始されます。もちろん自宅での撮影も可能ですが、私は動画配信担当ということで、学内で設けられた4日間のうち、2日間は朝から出勤をして、動画撮影並びにアップロードのお手伝いをします。

改めて感謝したいのは、私以外の動画配信担当の先生方ですね。ある意味巻き込まれた形で動画配信チームとしてこの2週間ほど、土日・祝日関係なくさまざまな準備をし、またこれから2日間は感染リスクを高めながら出勤をしてくださる…本当に感謝の気持ちしかありません。そして、何よりも感じるのは「メンバーに恵まれたなぁ」ということです。

本校の動画配信チームは管理職の先生が1名リーダーとして、その方を除くと5名います。

その5名がまぁなんというか個性派ぞろいなのですが、年齢も性別も異なり、また一応各学年に1名ずつ、加えて5教科(国・数・英・理・社)が揃っているという本当にバランスの取れた良いチームです。そして、手前味噌ではありますが、なぜこんなに「いいチーム」なのかなぁと考えた時に、お互いのことをよく理解している、つまり自己分析と他者理解ができていて、何よりそれぞれが当事者意識をしっかり持ちつつもメタ認知できるメンバーということだからだと感じました。

例えば私自身の特性は以下の通りです。

・良い(得意)面→行動力(推進力)はすさまじい/ネゴシエーター(根回し力は高い)/アイディアマン/仕事は早い/会議や議論をまとめる/文字と言語でのコミュニケーションが好き/コミュニケーター

・悪い(苦手)面→せっかち/根回ししすぎて裏目に出ることも/アイディアと称してふざける/仕事が粗い/会議の主導権をとりすぎる/絵(視覚)でのコミュニケーションが苦手

 

このような感じです。そうすると、私の動画配信チームでの役割はいわゆるまとめ役となります。ただ、私はある意味突っ走るので、それをきちんと押さえてくれる必要ですが、その役割を担うメンバーがいます。また、アイディアは豊富ですが、それを文字や言葉で表現することは得意ですが、如何せん「イラスト」などで視覚的に表現することは苦手…しかし、それを「イラスト」で表現してくるメンバーがいます。と、このように本当に今回メンバーに恵まれたなぁと日々実感していますし、何よりそのメンバーのチームワークがさらに高まっていて、それぞれが確実に成長をしていると実感も得られています。

最後に何より感じたこと、それは仕事やプロジェクトは「何をやるか」ではなく「誰とやるか」が重要なのだと思いました。きっとこのように相乗効果をもらたすメンバーでなければ、まずはそのチームのチーム力の向上、つまりチームビルディングからスタートしなくてはいけなかったので、このようにスピード感を持って丁寧に仕事ができなかったなぁと。

「何をやるか」ではなく「誰とやるか」今回はこのチームのメンバーを決定した管理職の手腕に心から感謝と賛辞ですね。