先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-32~

みなさん、こんにちは。

最近、「自分の時間」が間違いなく増えて、これまでなんとなくやれていなかったことや後回しにしていたことがやれていて、なんかスッキリしています。

さて、そのような中、この在宅勤務期間となり、衝撃を受けた2つの映画と本を紹介したいと思います。この期間で、普段よりも間違いなく映画と本を手に取る機会が増えました。個人的にはゲームも嫌いではないので…PS4ニンテンドースイッチを購入しようか本気で悩んでしまいましたが、絶対にゲームにハマりすぎる危険性を感じたので、一旦ストップをかけました(笑)ちなみに、学生時代はめちゃくちゃゲームが大好きで、特にRPGは大好きでした。ファイナルファンタジーシリーズはもちろん、ドラクエロマサガ、またマリオやウイイレパワプロなどなど…なんか懐かしくなってきましたね(笑)

ちなみに、もしPS4を購入したらという妄想では、FF15FF7のリメイクかプロスピ…あっ結局昔と似たようなものが欲しくなるんですね。また、もしニンテンドースイッチを購入するとしたら、スマブラマリオカートポケモンゼルダ…うーん、結局趣味趣向かそう変わらないことがわかりますね。

さて、まず映画でおススメなのが「きっとうまくいく」というインド映画です。実は以前のブログでも少し書いたのですが、これまでの生活だったら間違いなく鑑賞することのないインド映画でした。だって、約3時間ですよ(笑)一旦観賞しようと思っても約3時間取られると思うとハードルが高いですし、なんとなくインド映画というイメージは「軽い」イメージが勝手にあって、手に取ることがありませんでした。ただ、この映画を“いま”鑑賞したことによって、本当にアフターコロナの教育を変えたい!と本気で思い、実行していくことができました。特にこちらの映画は教育関係者の方におススメします。

そして、本でおススメなのが山本秀樹著『世界のエリートが今一番入りたい大学 ミネルバ』(ダイヤモンド社、2018年)です。実は以前に購入していて、その時はサラッと読んで「こういう新しい大学もあるんだなぁ、すごいなぁ」という印象でした。しかし、このwithコロナの時代となり、まさにミネルバ大学のような教育が今後スタンダードになるのでは?という思いから、再度読み直したところ、ものすごい学びをもらいました。特にこのミネルバ大学は、授業は基本オンライン、そして学生は全寮制で4年間のうち7カ国をまわり、かつ授業以外では寮の仲間とオフラインのコミュニケーションを楽しむ…まさにこれからwithコロナの時代となり、これがあたりまえになればなぁと考えています。

だって、みなさん命の危険を感じながら、50分×6時間の授業を「三密」状態で受けるために学校に登校したいですか?しかも先生の講義ならオンデマンドで充分ですよね。むしろ、学校に登校する意味って別のところにあるのではないでしょうか。

以前、私はある友人にご縁をいただき、N高等学校に見学に行かせてもらいました。そして、今まさにこのN高等学校の学生さんたちはコロナ前とそう変わらない学校生活を送っています。そして、その生徒数は2020年4月現在約15000名です…。

この4月、5月、学びが止まっている学校と学びが変わらず進む、むしろ促進されている学校、あなたならどちらに在籍したいですか?そもそも学校に通う本当の意味って何でしょうね?

私は一教員として「学校」という存在価値はあると思います。ただ、その存在理由は今まさに大転換の時を迎えていると思います。そして、私たち教員の役割もこのままではいけません。日本の教育、日本の学校、日本の先生が変化できるか…これからの明るい未来のために、これからを担う次世代のために…変化しなくてはいけませんね。

RPGのように残念ながら人生はセーブができません。だからこそ、常に選択をして、その選択を正解にできるように…あー、ファイナルファンタジー7のリメイク版が本気でやりたくなってきてしまいました(笑)