先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-52~

みなさん、こんにちは。

今週一週間、久しぶりに通常出勤でさすがに疲労が隠し切れません(笑)明日は部活もないため、本当にゆっくり休めそうなので、あと1日しっかり仕事をやりきって、週末はのんびり心も身体もリフレッシュしたいと思います。

さて、今日は「はなすははなす きくはきく」についてちょっとつれづれなるままに書き連ねていきたいと思います。「はなすははなす きくはきく」を漢字変換した場合、みなさんはどうされますか?

「話すは離す(放す) 聞く(聴く)は効く(利く)」なんて変換される方が多いのではないでしょうか。そう、話せば話すほど、人の心を離してしまう、そして聴くことは効く(効果がある)んだよ、なんていう話をする時に使うちょっとしたものです。

もちろん、話す=悪い、聴く=良いなんていうことではないですが、人ってやっぱり話したい生き物だと思います。そして、聴いてほしい生き物でもあるんですよね。そう考えると、イメージとしては「適度に話してたっぷり聴く」なんていうスタンスでいると、とっても良いコミュニケーションができるのではないかなぁと思います。

実は最近、この「はなすははなす きくはきく」で、とっても心に刺さる出来事が2つありました。ひとつは、「はなすははなす」なんだということです。ちょっとある人に、ものすごく話されました。その人の気持ちはよくわかりますし、私は傾聴を意識して、相手の気持ちに寄り添って聞きました。でも、話されれば話されるほど、自分の心が離れていくことがよくわかりました。それは、話す量もそうですが、なんというは話す内容がネガティブで完全に勘違いなものだったからです。なんというか、完全に自分の心が離れていっていることがメタ認知され、これがまさに「はなすははなす」なんだと痛感しました。

一方、「きくはきく」を体験したこともありました。なんというか「きいたんです」(笑)一生懸命、無理なくそれでいて真摯にきいたんです。そしたら、なんというか相手との関係性が良好になりました。そして、「きくはきく」の姿勢でいると、自分自身も適度に話し、本当に心地よいキャッチボールになるんですね。

本当にこれら微妙な差だと思います。まさに、ドッジボールになるのかキャッチボールになるのか…自分がキャッチボールのつもりでボールを投げた(話す)としても、それが相手にとってはドッジボールにとらえられてしまうかもしれないし、ドッジボールのつもりで投げても、相手がきれいにキャッチ(聴く)してくれて、キャッチボールが成立してしまうことがあるかもしれない。

改めてコミュニケーションって難しいなぁと感じました。そして、自分自身は「名聴キャッチャー」でありたいなぁとも思いました。

「きくはきく はなすははなす」みなさんはどうありたいですか?