先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-54~

みなさん、おはようございます。

さて、今日はとびきり長い一日になりそうです。と言うのも勤務校の予定が6月2週目までしか出ておらず、月曜日が職員会議のため、本日ある程度方向性が見えるからです。ある程度想定と準備はしているので、個人的にはあまりそわそわしてはいませんが、ある意味負の雰囲気にならないように、そしてその負の雰囲気に巻き込まれないように今日は一日「俯瞰姿勢」でいたいと思います。

さて、実は正直最近このブログに書くことが思いつかなくなってきました。うーん、今日は率直にそのことについて書いていこうと思います。

まず、ある意味日常が戻り、目新しいことがなくなってきたというのが挙げられます。おそらく臨時休校期間中の2か月間はこれまで経験したことのないことが続きましたし、普段よりも時間的ゆとりがあり、いつもよりもさまざまなことに気付ける時間があったんだと思います。しかし、分散登校が始まり、また部活動のことで忙しくなる中で、正直ブログを書くことが少し「億劫」になってきてしまいました。だからその原因を突き止めたいと思い、今日はその気持ちを率直に書き連ねています。なぜ「億劫」なのか…それはやはり心のゆとりが無いんでしょうね。やはり、臨時休校期間中は「マストな仕事」が少なく、自分で仕事をしっかりと選択して、それについてきちんとこなしていけばよかったんです。ただ、学校が始まりだすと、やはり「マストな仕事」も多く、またこのような社会情勢だから、急に降ってくる仕事も少なくありません。そうすると、なかなか新しいアイディアが生まれづらく、また視野も狭くなり、どうしてもブログに書きたくなるようなことが無くなる、むしろ気づけなくなってしまうんでしょうね。

改めて、恐いなぁと感じました。むしろ、教師という仕事は「クリエイティブ」な仕事の一つなはずです。でも、この一週間久しぶりに通常勤務をしてみて、「クリエイティブ」さを生み出す機会がなかなか持てないということに気づきました。

また、もうひとつ感じたのは「他者との対話の質」です。実はこの臨時休校期間中、多くの方とオンラインで会議や対話を繰り返してきました。そのオンラインでのコミュニケーションの多くがとても前向きで未来志向なものでした。ただ、いざ学校が始まってみて、同僚との対話は…残念ながら後ろ向きなものが少なくありません。それもそうですよね。このような状況下で学校が始まり、学校関係者も疲弊しています。そして、先の見えない不安もあるし、毎日出勤をしている以上、感染のリスクも高まります。ストレスを感じないほうが無理です(笑)そして、どうも私自身はこの「愚痴」を介したコミュニケーションが心底嫌いなようです。はっきり言って、「周囲に愚痴をこぼして他の人の時間を奪うなら黙って仕事をしてください」と思ってしまいます。

と、どうも自分がブログを書き進められない理由が見えてきました。一週間通常勤務をしてみて、もっと心身ともにゆとりを持ち、またこれまで以上に自分のあり方を大切にして、他者や周囲に影響されずに自立することが大事なんだと思いました。

そう思うと、自分自身まだまだですね。