先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-58~

みなさん、おはようございます。

いよいよ梅雨の時期になりましたね。なんというかジメジメして、気持ち的にはあまりうれしくはないですし、マスクをしながらの授業やらなんやらになるので、コロナもそうですが熱中症にならないように気をつけなくてはいけません。

 

さて、勤務校は今週いっぱいで学年ごとの分散登校が終わります。来週からの2週間は、毎日全学年が登校します。そして、1週目午前3時間登校する組は2週目は午後3時間登校するというカタチで、いよいよ学校が徐々に元に戻ろうとしています。

 

もちろん、「元に戻る」わけではありません。このwithコロナであきらかに学校は変化しました。勤務校でもオンライン会議や学習支援クラウドの導入など間違いなく先に進んだと感じています。

そして、そのような中、今後どうなるかのひとつに「部活」があげられます。

勤務校では某野●部以外は、いまだに再開をしていません。しかし、この社会情勢となり、新しい部活のあり方を模索する必要があると痛感しています。

また、むしろここで部活のあり方が変化できなければ、きっとその部活組織はこれからの次世代に見離されてしまうんだろうなぁと思っています。

と、言うのも私が親の立場であれば、いまこの社会情勢で、東京都にある学校でコロナ前のような量で活動をする部活には決して子どもを入れたくありません。

また、この何か月臨時休校期間中にまともな指導やコミュニケーションがないような部活にも入れたくはありません。もちろん学校方針として、指導してはいけないなどであれば話は別ですが。また、逆に部活停止期間に無理に活動を強制するような部活にも入れたくありません。

そして、まさにアフターコロナで部活のあり方が変化することは求められます。そして、何よりも生徒たちが部活を見る目がさらに厳しくなると思います。

あえて失礼を承知で書き連ねますが、部活は顧問の自己満足を満たす組織ではありません。でも、残念ながらそのような部活も存在するようです。

だからこそ、この機会で部活のあり方が問い直され、生徒たちがこれまで以上に厳しい目で部活を見てくれることが、部活にとっても教員にとっても生徒にとっても良いことなんだと信じています。

さて、部活はどう変わるのか?変われない部活(顧問)はおそらく生徒から相手にされなくなります。

今まで以上により良いカタチの部活にしていこうと心に誓った今日この頃です。