先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-61~

みなさん、おはようございます。

最近、朝の時間がものすごく充実しています。私は社会人になって、現在の勤務校に奉職してから10年以上、通常出勤の際には毎朝5:00に起きて、6:30に出勤をずっと繰り返してきています。お休みの日や部活だけの日などは別ですが、基本朝が早いんですね。

と、言うのも勤務校に入る前、何か「これだけはやろう!」ということを決めて働こうと考えていました。その中で、1年目に決めたことが「毎朝1番に出勤する」と「(担任であり続けるかぎり)学級通信を発行しよう」というものでした。あっ、担任はこの数年はずれてしまったので、学級通信は現在は休刊中ですが(笑)

毎朝1番というよりも、朝の打ち合わせが始まるまでの約2時間で仕事をし、それを何年も続ければきっと自分の力がつくと考えたからです。私は教員になる前、いわゆる専門の勉強にあまり自信がありませんでした。むしろ、今も自信があるかどうかと言われたら「あります!」とは言えませんが…簡単に言うと自分の不勉強を自覚できていたんですね。

だからこそ、朝の時間を活用して、しかも朝早く来れば通勤ラッシュも避けられるし、人がいない職員室であれば仕事も進むし、一石●鳥だなぁと続けていました。

そして、これがさすがに10年以上も続くと、それなりに有意義なものになってくるわけで…だいたい私は朝の2時間でその日の仕事の半分以上は終えてしまいます。もちろん、その後授業やら部活やら各種会議はありますが、いわゆる自分自身で抱えている雑務は終えてしまいます。そして、朝の時点でなるべく他の人への仕事依頼や声がけもして、おそらく日中はかなりゆとりを持って仕事をしています。そうすると、ある程度イレギュラーなことが起きても対応できますし、何より一日のロードマップを朝の時点で整理して一日に臨むので、やることが明確でストレスを感じることが少ないです。また、何よりこの数年大事にしていることが「絶対にその日に予定していたことを無理にやろうとしない」ということです。

昔は、決められたタスクを必ずやろうとして、やらないと帰ってはいけないなんていう、ある意味自分をロードマップにしばりつけていた時期もありました。ただ、今は最初に設定したロードマップを8割くらいはできたら上出来、もちろん10割できたらうれしいけれど、そうできない日もあるよね、なんていう「8割理論」のスタンスでいると、ものすごく気が楽になり、さらに仕事が円滑に進むようになりました。

つまり、ロードマップは描いても、それどおりにいかないことなんてよくあるよね、ということが大事なんですね。そうすると、しばりつけていた頃よりもむしろ順調に進むもので、むしろ10割達成できることのほうが多くなり、またその10割のキャパシティも年々拡大していっている気がしています。

さて、今日も実はタスクがたっぷりな一日です。今日を終えたらなんとなくタスクが減りそうな予感がしているので、今日は朝からフルスロットルで10割達成を目指しつつ…まぁ、そううまくはいかないよなぁという精神でのらりくらり一日を過ごします。