先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-69~

みなさん、おはようございます。

さて、最近だいぶルーティーンが進んできて、仕事の貯金を切り崩し生活から、貯金をためる生活に移れそうです。

実は教員という生活をして、残念ながら「教材研究」が最も後回しになる現実があります。みなさんが想像する以上に、教員という仕事は授業準備にさける時間が少なく、それ以外の仕事が本当に多いんですよね。

正直申し上げると、最も時間がとられるのが部活と校務分掌です。6月の学校再開後、この3週間で確実にこの部活と校務分掌に時間がさかれ、「教材研究」する時間は皆無でした。ただ、それは予想していて、臨時休校期間中にしっかりと「教材研究」ができていたため、1学期の授業準備はほぼ終わっていたため、なんとか生活が送れています。

しかし、もちろんいくら準備をしていたとしても、目の前の生徒によってはその準備をブラッシュアップさせる必要があります。ただし、事前に準備をしていた分、ある意味ブラッシュアップにだけ時間をさけばよいので、なんとかこの3週間は部活と校務分掌に力を注いで乗り切れることができました。

そのような中、自分自身のバロメーターとして、職場にいる時間中に教材研究と執筆活動に時間がさけるようになると、かなりゆとりが出てきたサインとなります。そして、ついに昨日そんな時間とアイディアが生まれるようになりました。

時間もそうなんですが、どうしても教材研究というのはアイディアが生まれてこないと授業に落とし込めません。もちろん、普段も本やフィールドワークなどをして、ある意味教材研究をしていますが、それを授業に落とし込む作業はまた別の段階になります。しかし、昨日はある意味神が降りてきました(笑)

実は、前日の日曜日は部活が半日で練習が終わり、午後に教材研究と執筆活動をしようと考えていましたが、完全に心と身体が拒絶(笑)をして、すぐに自宅に帰りそのまま布団に入るくらい疲れ果てていました。ただ、それはどちらかと言えば身体が疲れていたというよりもマインド、思考のエネルギー切れを起こしたんだと思います。その日曜の休養のおかげで、昨日は授業も会議も校務分掌も部活も教材研究も執筆活動も…すべてにおいてゆとりを持ちながら前向きに行うことができました。

そして、今日は週休日!朝から走りに行き、必要最低限の買い物をして、これからコーチングを受け、その後は教材研究(プリント作成&本を読む)をしたうえで、オンライン会議1本、そして夜はついに開幕したプロ野球でごひいきの大きな人の球団の試合を鑑賞しながら、癒されたいと思います。午後はある意味仕事のようなものですが、お休みの日に明日の授業準備をしなくてはいけない!という切羽詰まったものではなく、先を見据えた貯金づくりの教材研究はたまらないですね。

さて、身体のリフレッシュも大事ですが、脳のリフレッシュも意識して、またここから走っていきます!