先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-83~

みなさん、こんにちは。

最近、完全に梅雨シーズンでじめじめして嫌ですね。

今日は朝からランニングをしてきましたが、ランニング用マスクを着用しながらでなかなかのエネルギー消費です。ある意味減量中のボクサーのようなことをしているので、きついのも当然ですよね(笑)

 

今日はお休み日ですが、オンラインの会議1つと、コーチング、そしてあとはのんびり教材研究の一日です。本当は外出したい気持ちもありますが…実は部活の大会があり、行動記録を2週間前からつけることが義務づけられています。

もちろん、最低限の買い物などはしますが、自分から感染リスクを高める行動をとる必要はないですし、不要不急の外出はもう少し世の中が落ち着いてからにしたいと考えています。

本当は夢と魔法の国や富士山の近くにある絶叫系の遊園地などに行きたいなぁと思いつつ…もう少し先の話になりそうですね。

さて、今年度新たに始めたこととして、パワポでの授業があります。

これまでも、総合の授業や外部でのイベントなどでは、ふつうにパワポを使用していましたが、教科の授業ではほとんど使用したことがありませんでした。

勤務校に一クラス一台パワポがなかったこともありますし、2年前からクラスに1台設置されると、むしろパワポで授業をする先生が急増し、生徒にとってある意味ストレスかなぁと考え、あえて試すことをしませんでした。

私はKP法(紙芝居プレゼンテーション法)というものでレクチャーをここ数年してきましたが、なんとなくそれにも限界を感じ始め、そこで今年度からパワポの授業を試すことにしました。

そして、ここまでの正直な感想は…「イイネ」です(笑)

私は基本的になるべくシンプルかつ文字を大きくのパワポを心がけています。

説明文をすべて投影するというよりは、大事な用語や簡単な流れを映すタイプで授業をしています。また何よりも動画や画像を見せるのが非常に便利で、今はものすごくしっくりきています。また、パワポだとあえて板書のように残りませんが、その残らないという点が勤務校の生徒には合っているようで、しっかりと解説を聞きながら書き取ってくれます。また、最低限の担保ということで、最後にKP法で最低限の書き残すものを貼るので、生徒にとっても安心して授業を受けられているようです。

特にここ数年高3を担当していたのですが、久しぶりに高2ということもあり、しっかりと学び方を教えるということを大事にしながら、授業をし始めたため、良い意味での自然なグラウンドルールが共有されている実感があります。

さて、今日もこれまでの手ごたえを踏まえつつ、少しでも生徒の学びの自走ができるような伴走をするべく、のんびり教材研究をしたいと思います。