先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-111~

みなさん、おはようございます。

昨日の会議デーを経て、今日はのんびり週休日を過ごせそうです。明日からは勤務校の期末試験、その後は夏休みという名の部活三昧の日々となりそうですが、あとはとにかくコロナウィルスがどうなり、そしてそれに対して国や東京都はどのような対策を行うのか…心配は尽きませんが、いまできることをやるっきゃない!というわけで、今週は期末試験の採点と夏休みの準備をのんびりしていこうと思っています。

さて、昨日は会議デーで結果、3つの大きな会議がありました。その中で、私はある方の話が最も響き、これを聞けたからこそ昨日の会議デーを乗り越えられたなぁという思いがあります。それは、ある事象において、その事象がうまくいかなくなった時に、その「起源に立ち返る」というものでした。こちらでは抽象的にしか書くことができませんが、「起源に立ち返る」まさに、本質的なモノの捉え方であり、私もまさにいま自分の中で腑に落ちないことに対して起源に立ち返って考えてみたいと思えました。

なんというか正直昨日はそういったことに気付けることに期待していなかった一日だったため、ものすごく元気をもらえて一日を終えることができました。

そこで、私は2つの起源に立ち返ることにしました。それが、部活動と修学旅行です。このコロナ禍である意味注目の2つの事象だと思います。部活動については、公式の大会が中止になった後、独自の大会などが開催されるも、部活クラスターなどが発生し、またこの社会情勢の中でどのような部活のあり方があるのかと問われています。また、修学旅行についてはこのコロナ禍で軒並み中止になっており、多くの中高生たちが落胆しています。

部活動(運動部)の起源については、ネットサーフィンをしたところ以下のサイトがとても興味深かったため、こちらを読んでみたところ、部活動の起源の一端を知ることができました。

http://web.flet.keio.ac.jp/~syosin/2016collabo.pdf#search='%E9%83%A8%E6%B4%BB%E5%8B%95+%E6%9C%9F%E9%99%90'

 

また、修学旅行についてはWikipediaさんを参照したところ…

「日本における修学旅行的な学校行事は、明治時代に遡る。1882年(明治14年)に栃木県第一中学校(現・栃木県立宇都宮高等学校)の生徒たちが教員に引率され、東京・上野で開かれた第二回内国勧業博覧会を見学したことが、日本での「学生・生徒の集団旅行」の始まりといわれている。1886年明治19年)には東京高等師範学校(東京教育大学を経た、現在の筑波大学)が「長途遠足」の名で12日間にわたり実施したという記録がある。全国修学旅行研究協会の資料によると、東京から千葉県東端の銚子まで「兵式体操用の鉄砲を携帯して」歩いたという。「修学旅行」という言葉は、翌年に長野師範学校(現・信州大学教育学部)が同様に実施したものが、1887年(明治20年)4月20日発行の『大日本教育雑誌54号』に掲載された際に初めて使われたという。」

とあった。これらを知れただけでも、それではなぜいま部活をするのか、またなぜいま修学旅行を中止するのかの本質が見えてきました。

さて、「起源に立ち返る」これから大切にしたいモノの捉え方です。