先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-118~

みなさん、おはようございます。

諸事情があって、全身筋肉痛です。ただ、普段から下半身はジョギングなどをしているため、軽い筋肉痛ですんだのですが、残念ながら腕まわりはヤバイことになっています。PCのキーボードを打つだけで、腕がピクピクしています。

その筋肉痛の要因は、先日高校生が主催したイベントです。オンラインで各テーマごとに分かれたセッションで私はゲストにあのビースト村山さんが呼ばれた部屋に参加しました。

そして、それによりすさまじい筋肉痛に襲われることになったのです。ただ、私はその筋肉痛よりも筋トレ後のビースト村山さんのお話に夢中になりました。仕事の関係でお話自体は途中からとなってしまいましたが、ビースト村山さんの壮絶な人生とそれらの逆境や理不尽を乗り越えての「いま」のお話を聞けて…たぶん参加した中で一番感銘を受けたのではないかなぁと感じています。

 

そのビースト村山さんのお話の中で、2つ大きく心に残ったものがありました。

 

一つは理不尽を経験していない人はある意味残念、もう一つはいつ死ぬか分からないのだから毎日精一杯生きたと言えるような生き方を送れているかというものです。

 

理不尽の話は私が質問したことから話が広がったのですが、私自身理不尽ということは大嫌いです。でも、社会には理不尽なことは山ほどあります。しかしいま学校現場において理不尽なことをすると大変なことになってしまうため、学校現場での理不尽はどんどん少なくなっています。もちろんそれは決して悪いことではないのですが、残念ながら学校を卒業した生徒たちが待ち受けている社会は理不尽だらけです。だからこそ、私はもう少し学校現場でもある意味きちんとした理不尽を体験できる機会があってもと思います。これは決して生徒たちに嫌な思いをさせたいわけではなく、彼らのためを考えてです。

 

生徒の中には、卒業した後、ちょっとしたことで大学を辞めたり、仕事を辞めたり、はたまた心の病になってしまう人もいます。そういう人の話を聞いているとある意味ほんのちょっとの理不尽でそうなってしまうんですよね。

 

なんというかレジリエンス、ストレス耐性を身につけずに社会に送り出してしまうとそうなってしまうのかなぁと思います。もちろん過度な理不尽も禁物です。ただ、あまりに学校現場と社会が乖離しないために…ある意味必要悪としての理不尽は経験しても良いかなぁと個人的には思います。

 

そして、そうは言ってもいつ人は死ぬかわかりません。ビースト村山さんも交通事故で生死の境を彷徨って、そこから生き方が変わったそうです。

 

それらの話を聞いて、私はどんな理不尽も楽しみつつ、それでいて毎日布団に入った時に今日も良い一日だったと心から思える生き方をしていきたいと思えました。むしろそうしますけれどね。

 

ビースト村山さん、本当にどうもありがとうございます。ただ、筋トレは…キツかったです(笑)