先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-128~

みなさん、おはようございます。

昨日の「一難」もさり、最近悪運だけは強いなぁと感じる今日この頃です。

しかし、今日も朝からプチ「一難」です。なんというか…楽しみます(笑)

 

さて、先日、人生の浮き沈みを目の当たりにしました。

これはある人の話です。私はあまり直接かかわったことが無い人ですが、仕事の都合上関わることになりました。その人は、ものすごくお金持ちで羽振りが良く、私のイメージでは「ああ成功者だなぁ」という感じでした。

しかし、実はあることがきっかけで、仕事が傾き、また体調も悪くされ、結果仕事を失うことになったそうです。

私はつい先日、その方とお話をする機会を得ました。その時に、それまでの印象とはガラッと異なり、さらに直接関係のない私にまで攻撃的でした。

なんというか、人生って恐ろしいなぁと感じた瞬間でした。

また、もうひとり似た境遇の方と先日お話をする機会を得ました。その方はもともと定職に就いていましたが、その後の人生を考え、地元に戻り、お給料が激減しようが地元と自分の人生のために生きています。

その人は、いまがとても幸せだそうです。そして、コロナ禍でさらに仕事が減ってしまったそうですが、それでも生きていくのには困らないだけは稼げているし、むしろこのコロナ禍で新しいビジネスチャンスだと話をしていました。

 

この対照的なおふたりと偶然にもお話する機会があり、私はシンプルに2つのことを思いました。

まずは、人間苦しい時、厳しい時こそその人の人間性がわかるというものです。

前者の人は…正直残念でした。もちろんものすごくつらいことはわかります。しかし、お話を聞いていても第三者である私にまで八つ当たりをしてきました。そういうことをされては、私もできるだけ関わりたくないと思ってしまいます。

後者の方は、むしろこの苦境を楽しんでいるかのようで、なんか一緒にできたらなぁと思えるくらいワクワクされていました。

 

そしてもうひとつが、「いま」をどうとらえているかです。前者の方は、過去の栄光にすがり、いまの自分の苦境を他者のせいにしているようでした。後者の方は、過去がどうこうではなく、シンプルに「いま」を自分で選択したものととらえ、前向きにとらえていました。

このおふたりと話す機会をもらい、絶対に前者のような方にはなりたくないと思え、後者の方のような生き方、あり方でいたいなぁと考えることができました。

そういう意味では前者の方の八つ当たりにも感謝です(笑)

 

さて、このおふたりが今後どうなるのか…できればおふたりとも幸せになっていただきたいですが…きっと前者と後者の方でだいぶ異なるんだろうなぁと感じつつ、私自身後者の方のようなマインドをしっかりと確立したいと思えた今日この頃です。