先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-133~

みなさん、こんにちは。

「危機管理」最近、そのことについて考えさせられる出来事がありました。

「危機管理」において、さまざまな対応ができると思います。

その中で、最も大切なことは何でしょうね。もちろん、危機を未然に防ぐこと、危機が起きてしまってから、その危機を最小限に食い止めること、たくさんありますよね。

私はやはり「さまざまな想定と準備」この姿勢が危機管理において非常に大切なことだと思います。

そして、私自身教育現場において「危機管理」をする面で、なかなかできないこと、それが情報共有かなぁと感じています。なんというか情報共有をどこまでするかって、もちろん判断に迷うことだと思います。でも、きっと「情報共有」されないと危機を未然に防ぐことも、危機を最小限に防ぐことも難しくなってしまうんですよね。

そう考えていると、やはりいかに情報を共有するか、これは危機管理の場面だけではなく、組織運営の面でとても重要な視点だと感じています。

情報共有をしないと本当に組織は徐々に水漏れをしていきます。そして、最初のうちは水漏れも少ない水ですみますが、どんどん水量が増え、またその水漏れに気づいた人が絆創膏をはっていきますが、その絆創膏をはる人も嫌気をさして、最終的には水漏れをせき止めていたダムが決壊し、崩壊します。

だからこそ情報共有って本当に大切なんだと思います。私は自分がマネジメントする立場の時には、極力情報共有をするように心がけています。些細なことでも、それが水漏れをさせないことにつながるのであれば、多少手間でも頻繁に行います。

情報共有って、正直面倒くさいんですよね。しかも、情報を共有すればするほど、受け取り側は十人十色で受け取り方はさまざまなです。だからこそそれによってさらに面倒なことが起きることもあります。

でも、最終的には情報共有というのは組織の信頼をつくるものだと思います。多少の手間でも情報共有をしていくことが、組織の強固な基盤を生み出すと信じています。

隠すことは簡単です。でも、情報を共有し、開示していくことが信頼につながるのではないでしょうか。

さて、このような高度情報化社会に生き抜く人間だからこそ、情報の大切さを噛みしめながら今後につなげていきたいと思います。

「信頼でつながる組織」そうありたいですね。