先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-152~

みなさん、おはようございます。

昨日は本当に涼しかったですね。久しぶりに寝苦しい夜からも解放されて、ぐっすりできました。さすがに2学期スタートして1週間で見えない身体の疲れもあったようで、昨日の涼しさは身体にも優しかったですね。

さて、本日は会議デーですが…間違いなく帰宅が遅くなりそうな予感しかしません(笑)

なんというかコロナ禍となり、この会議の効率化は学校現場においても、もう少し進展しても良いと感じています。私自身は会議が好きなので、そう苦になりませんが、ただ個人的にも会議時間は少しでも短くなった方が良いですし、回数を減らせるのならそのほうが良いですよね。

そのために、シンプルにやるべきこと…私自身が自分自身の校務分掌で実践していることがあります。まずは「議題の事前共有」です。これは、参加者のみなさんが本日の会議の主旨を事前に理解してもらうとともに、会議の主催者の思考整理にもつながり、間違いなく会議時間の短縮と効率化につながります。また、議題を事前に整理してみると、正直報告事項の多さに気づきます。これらは事前に共有することで、会議当日に確認程度で済みますし、本当に議論したいことに時間を費やすことができます。

そして、そのうえで「年間の会議(業務)スケジュールのみえる化」、こちらも非常に良いですね。もちろん大前提は、スケジュールは変更する可能性があるということです。今年度もコロナによって、私が受け持っている校務分掌の年間スケジュールは3回ほど訂正版を出すことになりました。ただ、この訂正版を作成することはさほど時間は必要ありません。ただ、これらをメンバー全体で共有しておくと、年間のロードマップが描けて、いわゆる「突然降ってくる仕事」が減らせて、みなさんのストレスが溜まりにくくなると思います。

昨日、ある先輩の先生にこんなことを言われました。「学校もアメリカ的になってきていて、阿吽の呼吸で仕事ができなくなっていて、なんでもかんでもすべて伝えないといけなくなっていくのかもしれませんね」と。私自身阿吽の呼吸が好きなので、その言葉を聞いた時、なんとなく悲しさを覚えつつ、でも、残念ながら現実的にはそうなんだろうなぁと思って聞いていました。それにはさまざまな要因があります。ただ、私はその要因のひとつに、学校現場の多忙さと、コミュニケーション不足があると思っています。みなさん、きっと阿吽の呼吸ができる方ばかりです。ただ、多忙さの中で、阿吽の呼吸ができない、またあえてしない人も増えてきているのかなぁと。そして、ある意味その多忙さにより、個人主義となって、他者とのコミュニケーションが減り、結果、阿吽の呼吸で仕事をしなくなっていると思いました。

阿吽の呼吸だけが良いわけではありません。ただこの先、日本の学校現場はどうなっていくのか…ふと日本的な良さであるこの阿吽の呼吸が失われたら、どうなってしまうのかなぁと感じつつ…今日も夜までノンストップで走り続けたいと思います。