先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-164~

みなさん、おはようございます。

昨日は今年度初の対面による大学の授業でした。

まずは…教員室に人がいません(笑)校舎内にも人がいません(笑)

個人的にはこういう大学の空間を味わえることは貴重な経験ですが、それにしても人がいません(笑)

そして、授業のほうは…やはりなんだかんだ対面は良いなぁと思いました。2コマの授業がどちらも少人数のため、学生さんと相談をして、何回かはオンラインで実施することにしましたが、対面でもオンラインでもどちらでも大丈夫な日も、学生さんに聞いたところ対面のほうが良い!という前向きな発言をいただいたので、なんかうれしいですね。

ただ、実際には11月、12月になった時に、オンラインしかできない社会情勢になっていないことを願いつつ、大学のオンラインとオフラインのハイブリッド型授業も楽しんでいきたいと思います。

さて、一方勤務校では本日で3週間の教育実習が終了します。私は珍しく実習生を担当することはありませんでしたが、実習生のみなさんにはこの3週間よく頑張ったと心の中では労いの言葉を伝えたいと思っています。しかし、一番は指導教諭の先生方ですね。私が言うのもなんですが、本当に本校の先生方は実習生に対してとても手厚く指導されます。だからこそ、指導教諭の先生方には一番労いの言葉をかけたいと感じています。

しかし、こういう時に実習生がどう感じるのか?これが当たり前と思うのか、そうでないと感じるのか、本音の部分を聞いてみたいと思います。

社会に出るとある意味「指導」されるということは少なくなります。もちろん、研修の意味合いでも指導はあります。しかし、ある意味「徒弟制度」のような指導や注意などは行き過ぎるとパワハラモラハラなんて言われてできなくなります。

もちろん、私自身パワハラモラハラなんていうのには断固反対です。時に、自分は理不尽を貫き通すといって、明らかなパワハラをする教諭や部活の指導者を垣間見ることがありますが…シンプルに残念です。

しかし、だからといって甘やかし、何も指導・注意されないこともある意味不幸です。

最近、この指導とハラスメントの境目が難しくなっているように感じます。もちろん受け取り方によって全然異なりますからね。ただ、やはり大事なのはそこにある信頼関係だと思います。信頼関係があるからと言って何をやっても、何を言っても許されるということはありませんが、それでもそこに信頼関係があるかどうかで、モノの受け取り方は大きく異なります。

この信頼関係を育む教育現場の大切さ、それを実習生が3週間で感じ取ってもらえたら良いなぁと感じる今日この頃です。