先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-215~

みなさん、おはようございます。

昨日、訃報がありました。ここで書くべきか迷いましたが…心の整理のために書くことにしました。死因はおそらく今流行しているウィルスです。

その訃報を知ったのは、SNSでした。その人は、私が大学院時代の同期ですが、年齢は全然上の方です。と、言うのも私の大学院は現職の先生も多く、私の同期も半分は現職の先生でした。そして、大学院を修了してからも、連絡を取る方は数人いましたが、そのひとりでした。とても穏やかな方で、私は大学院時代、たくさん助けていただきました。

なんとなくSNSでもつながっていて、年に1回年賀状でもやりとりもあり、ある意味それが生存確認となっていました。

しかし、まさか訃報もSNSで知るとは思いませんでした。いつものようになんとなくSNSを眺めていたら、その訃報を知りました。なんというか…ただただ呆然としました。

大学院時代、学部卒で全然勉強してこなかった私を、心優しく見守ってくださりました。また、大学院2年目から非常勤講師をはじめて、まともに教材研究ができなかった時、その先生がご自身の授業データをすべてくださりました。それは、今も残っています。

なんというか、正直昨日から全く心の整理がついていません。人はいつか必ず死にます。そして、人間はいつそうなるかわかりません。でも、まさか自分の身近な人がこうなるとは…なんというか今自分がどうあるべきか正直わからなくなりました。

ただ、今言えることはもし明日死んでも後悔しない人生を送ろう…ただそれだけです。

これまでもコロナ禍でそうやって、自分に正直に生きよう、自分のあり方を確立しよう、そういうことをこちらのブログでもつぶやいてきました。でも、なんとなくそうは言ってもできていない自分がいました。でも、改めて本気で自分に正直に生きよう、自分が本当にやりたいことを全力でやっていこう、そう思えました。

そして、何よりもう会うことはできないですが、お亡くなりになられた先生に改めて感謝の気持ちとお悔やみの言葉を申し上げたいと思います。

 

「本当にどうもありがとうございました。奥様にも先立たれて、この数年はさまざまな思いがあったかと思います。でも、なんというか先生のおかげで今こうして人生を送れている人間もいます。先生のことは一生忘れません。どうぞ天国ではゆっくりと奥さまとお過ごしください。」