先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-218~

みなさん、おはようございます。

心にゆとりができるとあそびができる、あそびができると創造性が生まれる…最近時間的にも心的にもゆとりができて、そこからあそべるようになっています。そうすると、間違いなく創造性、クリエイティブな思考が養われ、あきらかにパフォーマンスが向上している感じがしています。

そのような中…11~12月にかけては、会いたい人としたいことをするという機会が増えそうです。しかもどちらかと言えばお誘いいただくことが多く、これもゆとりがあるからこそそのお誘いに応えることができるんだと実感しています。

さて、そのあそびの真骨頂が昨日でした。昨日は3年生の総合的な学習の最後の時間でした。えー、もうとにかく遊びました(笑)最後の授業ということもあり、またこのコロナ禍でさまざまなことが制限されていたということもあり、最後はおもいっきり生徒たちに好きなことをやってもらいたいという一心で、彼ら、彼女たちに場を託しました。

そうすると…私の想像を超えるあそびでした。もちろん、ルールを守ったうえで、彼ら彼女たちが良く考えて、思い出に残るような時間を設計してくれました。

そして、最後はなんと担当者である私にプレゼントのサプライズまでありました。

彼ら、彼女に思い出させてもらったこと…それはあそぶことです。なんというか、ここ数年やることに追われ、またノルマをやらなくてはならず、また年齢も重ねてあそんではいけないという感覚が自分の中にありました。

しかし、そうではないんでしょうね。もちろん、あそびかたは変わります。でも、きっとこの遊びの部分が失われたら、人間として、そして教員としてきっと魅力がなくなってしまうんですよね。それこそAIにとってかわられるかもしれません。

だからこそ、私たち人間が人に教育をしていく以上、この遊びの部分を大切にしていきたいと改めて感じました。また、このコロナ禍だからこそ、余計にそういう時間を大切にすることが私たちの生活を実りあるものにするんだなぁと思います。

なんというか、そういう遊びを忘れた先生を私は何人も知っています。たとえ年齢を重ねても、偉くなっても遊びを忘れない先生も何人も知っています。その違いは一体何なのか!?私は危うく前者になりかけていました。まぁ、私の場合はどちらかというと遊びすぎる傾向にあるので、若干自嘲気味のほうが良いのかもしれませんが(笑)

あらためて、あそぶことの大切さを思い出させてくれた生徒たちに感謝です。