先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-239~

みなさん、おはようございます。

今日から2日間は定期試験中恒例の中学校訪問です。

この社会情勢の中での中学校訪問…賛否両論はあるかと思いますが、地区を絞って校数を絞っての実施です。

さて、私は個人的にはこの中学校訪問が大好きです。と、言うのもどうしても教員というのはふつうに働いていると、他の学校に行く機会というのは、部活動くらいしかありません。あとは研修会などもありますが、本当に部活動くらいしかないんですよね。

また、部活動で行くとしたら基本的には同じ高校となりますので、中学校に行く機会というのは本当に珍しいんですよね。

そういう意味ではこの中学校訪問という機会はとても貴重なんです。また、基本的に勤務校では定期試験に合わせて訪問するため、試験監督がある程度免除してもらえます。こちらも好き嫌いはあるかと思いますが、個人的には試験中だまって生徒の監督をしているよりも、車や電車で他校に訪問するほうがなんというか気分的には良いんですよね。

しかし、もちろんデメリットもあります。一言で言えば、採点の時間が大幅に減ります。私は実は入職してからずっと入試広報部に配属されているため、中学校訪問が無い定期試験を経験するのは、基本3学期だけとなりますが、中学校訪問がないほうが圧倒的に採点の時間は取れます。

そういう意味では、やっぱり試験監督のほうが良いかなぁとも思ってしまいますね。

今日は午後から会議があるため、午前中一杯、また明日は夕方まで時間は使えますので、とにかく一校一校丁寧に中学校訪問をしてきます。

個人的には、広報部には一度は研修がてら先生が3年程度配属されるのが良いかと思っています。教員というのは研修制度があまり確立されております。ある意味社会人研修の一環として、広報部に入れば名刺の渡し方から挨拶の仕方など、さまざまなことが学べますし、何よりも自分の学校のことが知らないと広報できません。

私は偶然ずっと入試広報部にいますが、特に若い先生方を中心に研修の意味で一度は広報部を経験してみるのが良いかと感じている今日この頃です。

そして、何よりもジョブ・ローテーション…これがない職場は動脈硬化を起こします。さて、今日も安全運転で中学校に訪問してきます。