先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-248~

みなさん、おはようございます。

昨日のフルスロットルな一日を終えて、ようやく良い意味で、惰性で過ごせる一週間となりました。来週末あたりで一旦今年の仕事もひと段落します。

この一週間は、この一年間の業務の整理をしながら、来年、つまり3学期の準備をしながら、改めてさまざまな想定と準備をしておこうと思います。

さて、本日はそういう意味で業務整理の一日となりそうですが、新しいものを生み出すためにはきちんと今あるタスクを整理して、そのうえで捨てるものは捨てて新しいことに取り組んでいかなくてはいけません。

昨日同僚の方と「手放す」というテーマで話をしました。その話を聞いた時に、改めて手放すことの大切さを痛感しました。もちろん、自分自身が大切にしたい軸を手放すことは勇気がいります。そして、そういう軸を手放したり、変えたりする時というのは余程のことがあった時だと思います。しかし、日常の対人関係の中で、喜怒哀楽のうち、特に怒と哀はどんどん手放して、手放す瞬間に何かしらのエネルギーに変えていくのが良いのかなぁと思います。

私はこの数年で、良い意味で本当にさまざまなことを手放したと実感しています。そして、来年はもうひとつ大きなことを手放して、自分が最も大切にしたいことを成し遂げるためにやっていこうと思います。もちろん手放すってすごく勇気がいることです。ただ、手放さない限り新しいものは手に入りません。過去に固執するか、いまを大切にするか、未来を創造するか…改めて両手がふさがった状態で生き続けるのではなく、イメージとしては片手で大事なものをしっかりつかみながら、もうひとつの手で常に新しいものをつかんだり放していく感覚…「不易と流行」のバランスが大事だなぁと感じています。

そういう意味で、この数日は2020年に得たことを整理して、取捨選択する期間だと思います。ある意味、この数年で手放したくないものは明確になり、手放しても自分の人生に大きな影響がないものもハッキリしてきました。特にこの2020年は得たものが大きかった分、2021年は改めて手放す一年になりそうです。

みなさんも何を手放し、何をがっちりつかんではなさないですか?

アフターコロナで世界が変わるのではなく、コロナをきっかけにアフターコロナの世界を自分がどう変えるかです。

さて、今日から2,3日は整理と取捨選択を愉しみたいと思います。