先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-275~

みなさん、おはようございます。

ついに共通テストの日を迎えています。このような状況下で受験生のみなさんはいつも以上に大変だったと思いますが、まずは二日間大きなトラブルがなく共通テストが無事に実施されることを願っています。

さて、この年末年始でさまざまなことが整理され、いよいよ動き出した2021年でしたが…動き出すと早いですね(笑)

案ずるより産むが易しということわざがありますが、まさにそのとおりだと思います。

この一週間で目まぐるしく情勢が変化し、ちょっと自分自身追いつけていないです。

ただ、今月中は部活動が停止のため、確実に週末はいつもより時間が取れるため、日曜日は整理の一日として、動き出した事象に対して自分がちゃんとついていけるように準備する日にしたいなぁと思います。

さて、そのような状況下で昨日はとてもうれしい再会がありました。まぁ、電話で話しただけなのですが、本校卒業生で教育実習にもきて、その後大学院に進学していた学生さんと3年ぶりくらいにお話をする機会をもらいました。

すると彼は2020年からとある場所の中学校の先生をやっていて…なんかうれしいですね。

最近はそう20代の本校卒業生の教員が増えてきて、個人的にはうれしさと自分自身が歳を取ったなぁと感慨深くなります。

しかも私が直接面識ある人だけでもこの2020年度から教員になっている卒業生が5人以上もいて、この大変な状況下で教員として苦労しているんだろうなぁと思うと正直頭が下がります。

ただ、こういう次世代の意欲ある若者が意欲を失わない教育現場にしたいと思いますので、そういう意味でも2021年はおもいっきり挑戦するしかありません。

3年ぶりに話した彼からもさまざまな現場の話を聞き、自分自身もエネルギーをもらってやるべきことをやっていこうと思えました。

最近は教員という職業に魅力がなくなってきているという話をよく聞きます。そして、確かに私自身も10年前と比較すると、教員という仕事の多忙さや授業以外の時間を確保するのが本当に難しくなっていると思います。

ただ、このままでは意欲あふれる若者が教員になりたくてもならないという事態に陥ってしまいます。そうならないためにも学校が変わること…このコロナで学校というものも試されているのかもしれませんね。