先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-292~

みなさん、こんにちは。

今日はリクルートについてつれづれなるままに書き連ねていきたいと思います。

教員採用試験の倍率が年々下がっているそうです。この報道を見た時、リクルートって改めて大切だなと感じました。

勤務校は私立高校のため、公立とはリクルートが異なります。ただ、リクルートの大切さは変わりません。もちろん、倍率が下がっているということは、教員自体の魅力が下がっているのでしょう。

働いている側の人間としては、魅力自体は下がっていなくても、やはり魅力以外のマイナスの面があるのは事実だとも感じています。

そういった時に私は目先の利益ではなく、中長期的に考えたリクルートのあり方がとても大切なのではないかと考えています。

これは決してリクルート、普通の会社の採用だけに言えることではありません。

たとえば私が働いている私立高校でいえば、教員採用はもちろん、生徒募集などもリクルートの一環だと思います。そして、目先の利益でこれらリクルート活動をしていったら持続可能な職場にはなりません。

たとえば、教員採用も採用後にきちんとした研修制度が大切ですし、その後も定期的にヒアリングなどでの現状把握が大切です。もちろん、これは生徒にも言えますよね。

しかし、残念ながら学校現場は一般企業に比べてこの観点が薄いと感じています。

その結果、せっかく魅力ある仕事であるにも関わらず、残念ながら年々その倍率が下がっているのではないかと思います。そして、倍率が下がるということは残念ながら教育現場の質が下がることも否めません。

そういった中で、私は改めてしっかりとしたリクルートを行い、リクルートを行ったからにはしっかりと育成するシステムづくりが学校現場に求められている気がしています。

また、学校現場ではよく職員室などでのいじめやパワハラが問題になります。これは、学校現場だけではないですが、以前報道されたある関西の小学校の話などは残念ながら現実としてあります。

そういった中でいかにリクルートをきちんと行い、その人材を育んでいくのか…きっとそこを丁寧に行わない職場はこれからどんどん廃れていくでしょう。

人材は人財、つまり人は財産です。

人を大切にする職場、そうありたいですね。