先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-308~

みなさん、おはようございます。

勤務校はいよいよ来週一週間で授業が終わり、翌週は学年末試験と卒業式となりました。

来年卒業式後に実施される修学旅行などは中止になってしまいましたが、卒業式も学年を半分に分けて体育館で実施されます。

昨年度は各教室での実施だったのでそれに比べれば少しは良くなったのかもしれませんね。

また、今週まで分散登校が続いていましたが、来週の最後の授業週間はクラス全員が久しぶりに集まります。二学期の最後以来となりますが、ようやく最後はみんなで会って2020年度を終えられそうです。

さて、そのような中学年末試験が終われば怒涛の採点ラッシュと部活が待っています。

私が顧問を務める野球部は春の大会がなんとか実施されるため、学年末試験終了後から練習が再開します。

ただ、個人的に心配なのは急に部活を再開して怪我などが起きないかということです。

もちろんどの部活も徐々に再開していくかとは思いますが、思っている以上にこのブランクは長いですよね。本校の部活も冬に大会が無かった部活は約3ヶ月ぶりの部活動となります。

文化部はまだそう影響を受けないと思いますが、運動部については本校のみならず多くの部活で怪我に十分気をつけてほしいと思います。

部活動のあり方はさまざまありますが、とにかくここは各生徒が自主性をしっかり持って、たとえ顧問や指導者が無理を言ってきたとしても断れる勇気を持つことが大切です。

残念ながら世の中にはいまだ時代にそぐわない指導者や生徒に無理難題を押し付ける指導者もいるそうです。先日もニュースで取り上げられていましたが、非常に残念なことですね…。

そういう意味で自分自身を守れるのは最後は自分です。大怪我をしたり心を病んだり、何より命を落とすよりも、いくらでも休んでも、いくらでもストップしても良いんです。

そのうえでもちろん挑戦もしていく…これは部活動だけのことではありませんが、とても大事なことでしょうね。

仕事でも部活でも勉強でも全てにおいて…まずは自分を大切に、そして周囲の仲間を大切に。