先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-317~

みなさん、おはようございます。

今日は授業アンケートについて、つれづれなるままに書き連ねていきたいと思います。

私は授業アンケートが基本好きです。と、言うのもこれはある意味お客様から生の声を聞けるチャンスですからね。20代の頃は毎学期末にアンケートをとり、それらをもとに授業改善していました。

学校公式の授業アンケートもありましたが、なかなかそちらでは本音が聞けずオリジナルのアンケートを作成して、そちらでフィードバックしていましたが、ここ数年そのオリジナルの授業アンケートを実施していませんでした。

その理由は大きく二つです。一つは三年生を持つことが多く、アンケートよりは口頭で直接フィードバックをくれるため、わざわざアンケートをしなくても良いかなと。

もう一つはなんとなく授業スタイルなどが確立してきてしまっていて、少なからず過信があったと思います。

しかし、正直授業がうまくいかないなぁという時もあり、なんとなくその授業アンケートと向き合うのが億劫になっていたのかもしれません。

ただ、今回数年ぶりにきちんと授業アンケートをとりました。

その理由も大きく二つです。一つは久しぶりに2年生を担当して、また新たにパワポでの授業を導入したため、生徒からの生の声が必要不可欠だったこと。そして、もう一つはこのコロナ禍でいつもとは異なる学校生活であったため、それらを踏まえてKPTチャートを用いて生徒にフィードバックを求めました。

そしたら、なんというか…本当にありがたいフィードバックをたくさんいただきました。

Kの部分では、パワポ授業、振り返りタイム、プレゼン力など、授業スタイルとティーチング力には合格点がもらえているようです。

またPの部分では、テストの方式やタイムマネジメント、論述がやめてほしいなどがあがりました。

そして、Tの部分ではクラス全体での歴史のクイズ大会やアプリを活用した授業、テスト前のチームでの復習タイムなど彼らが望んでいることがよくわかりました。

これらをもとに来年度の授業もブラッシュアップしていきたいなぁと思います。

生の声をぶつけてくれる彼らに感謝しつつ、それに応えたいなぁと思う今日この頃です。