先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-318~

みなさん、おはようございます。

昨日で2020年度の授業が終了しました。そして、最後を飾ったのは学校設定科目の土曜講座でした。私は2011年から「チーム作り講座」という授業を行ってきました。最初は別の先輩の先生がメインで授業をしていたため、実質は2012年から、これで9年目となります。そして、いよいよ来年度この授業に幕を閉じたいと思います。

この数年、この授業をいつまでやるのか正直悩んでいました。ただ、2つの理由でこの授業を終える決意、そして次のステップに向かうことができそうです。

ひとつは、この授業の幕引きを一緒にしてくれる人たちがたくさんいたことです。これまでの軌跡をカタチにまとめたり、この授業で学んだことを別の場で活かしてくれている人、彼らと話をしてもうやめてもいいんだという正直肩の荷がおりた気分でした。そして、一番大きいことは自分自身が挑戦すべきことが明確になったことです。その挑戦には新たな一歩が必要不可欠です。そういう意味で、この授業を終えることは次に向かう大きな一歩になると思っています。

来年度、ラストのチーム作り講座になるため、最初からフルスロットルで力を出し切って授業をしたいと考えています。また、ともに授業をつくる大学生や社会人の運営メンバーとも、3月の上旬から徐々にmtg.をはじめて、より良い場を生み出したいと思います。

ここまで、チーム作り講座をやってきて、実は一番成長させてもらったのは自分自身だと感じています。正直、私はチームをつくることが苦手です。なんというか嫌いではないし、チームは好きなんですが、本質はひとりが好きなんですね(笑)自分自身、本音をいえば個人事業主タイプですし、ある意味独断で突っ走ったほうが気楽です。

ただ、それでは良くないと気づかせてくれたのが、この授業を一緒にやろうと言ってくれた先輩の先生でした。その先生は、いまは大学の教授になっていますが、その人のおかげでチームという意識をもらいました。また、その先生とは文化部も一緒につくり、それまで運動部畑であった自分に、さまざまなチームの作り方を学ばせてもらいました。

しかし、ちょうど自分がメインで授業をするようになって10年目の2021年度、良い意味で幕を引きたいと思います。そして、次の新たな挑戦に向けて今度はとにかくモーレツに突っ走りたいです。

さて、気づいたら今日で2月も終わります。2021年度がはじまるまでの残り一か月でとにかく先読みしまくって、新たな一歩に向かっていきます。