先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-354~

みなさん、おはようございます。

これまで部活の顧問をしてきた何度となく名勝負というのは見てきました。

その中で昨日は最も劇的な勝利をおさめた一日でした。

ただ、私は勝利したことに価値があるのではなく、その勝利の過程がものすごくたまりません。

と、言うのもコロナウィルス感染拡大の影響で部活再開は3月上旬、そこからまだ一ヶ月程度しかなくての大会でした。

その間さまざまなことがありました。また、それを受けて試合も前半から中盤にかけてはいわゆる負けゲームでした。

しかし、なんというか粘り強かったんですね。そして、終盤怒涛の反撃を見せて、私自身顧問をしていたこんな経験はなかったですし、監督に曰くはじめてということでした。

もちろん、その試合の中で素晴らしい結果を残した者もいれば、力を発揮できなかった者もいます。

ただ、誰がどうとかという問題ではなく、チームがつかみ取った勝利だったと言えます。

また、この勝利という事実はこのチームに関わるすべての人を成長させる機会になると確信しています。それだけの試合でした。もちろん、負けていたとしても多くの経験はできたでしょう。

しかし、この勝利へのプロセスはそうそう経験できるものではありません。

だからこそ、本当に価値ある一勝ですし、有意義な休日だったと思います。

次戦以降はさらに厳しい戦いが予想されます。ただ、このチームであれば何かを起こしてくれる予感がありますし、たとえどこかで負けたとしてもこの春の大会で得た経験はなにものにもかえがたいものになると信じています。

しかし、今のチームは秋の大会からなんというかすさまじい時間を味わわせてくれます(笑)

なんかこのままいったらどんな夏になるんだろうと少し先のことも見据えつつ、まずは次戦に全力投球ですね。

昨日の試合でどう変化するのか…人を変えることはできませんが自分を変えることはできます。

私も昨日の試合でひとつ変えてみようと思います。