先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-らすと~

みなさん、一年間どうもありがとうございました。

誰のためというよりも自分のためにつれづれなるままに書き連ねてきたブログでしたが、ちょうど一年を経過しました。

当初はコロナとの戦いが終焉を迎えるまでと考えてはじめたブログでしたが…残念ながらその戦いはまだまだ終わる気配すらありません。

しかし、私自身この一年で大きく変化することができました。これまで以上に大切な人を大切にしようと考え、また他者の悪いところではなく良いところをみようと。また、愚痴や他の人の悪口を自分自身が言うのはもちろん、他の人から聞くこともなるべくやめる、つまり良いものを良いとし、悪いものを悪いとする、非常にシンプルになった気がしています。

たぶんそれは、このコロナで本当に自分がやりたいこと、そして本当に自分がありたい自分というのが明確になったからだと思います。

若い頃は他の人のことが気になって、良くも悪くも他者の目を気にしながら生きていました。

30代になって、そういうところから徐々に変わることができ、そして私にとってはこのコロナとの戦いで完全に引き金がひかれた感覚をつかんでいます。

シンプルにいまは自分とその周りにいる方々の幸せを願いつつ、自分がやれること、自分がやりたいこと、自分がやらねばならないことを合致させ、少しでも幸せになる、幸せにできる人を同心円的に増やしていけたらと思っています。

たぶん、この一年でしっかり断捨離できたんですね。むしろ、断捨離しないと生活できないくらい忙しい日々だったといえますが、それがかえって私にとってはよかったんだと思います。

そして、このブログもこのちょうど一年という節目で断捨離する対象となりました。

何かを得るためには何かを手放さなくてはならない、そういう意味でもこれからはさらに自分の最上位の目的を果たすためにつかめるものはどんどんつかみ、てばなすものはどんどんてばなす、そんな自分でありたいと思います。

このブログをなんとなく読んでくださったそこのあなた、本当にありがとうございます。

何よりもその方々の心身ともに健康を願いつつ、まだまだ続くコロナとの戦いをしっかり乗り越えて、ありたい自分でいましょうね。

さて、今日ものらりくらり過ごしますかね。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-364~

おはようございます。

あと一日かぁ…なんか感慨深いですね。

ただのひとりの教員が一年の軌跡をつれづれなるままに書き連ねてきただけですが、それでも自分自身にとってはとても大きなものでした。

さて、本日は部活の新入生説明会があります。

いよいよ新入生が本格的に学校の教育活動に本格参戦してくる時期ですね。

今週は2021年度初ということが目白押しなので、そういう時期にこのブログを終えられることも何かの縁だと感じています。

明日は初の大学の授業、土曜日は初の学校設定科目の授業を迎えれば、一旦初の●●は落ち着くので、やっぱり今週がとても大切な一週間だなぁと。

ところで、このブログをやめて一体何を始めるのか?実は年末年始から考えてきたことですが、このブログでは宣言することはできません。

しかし、新たな挑戦を中期的に実施していくことは決まりました。そして、実は来週からそれがスタートします。この挑戦を決断するにあたっては、本当に悩みました。自分にできるのだろうか…自分は何がしたいのだろうか…自己と対話し、他者と対話をしながらの決断でした。

ただ、その決断をしてからは、その挑戦が最上位の目的となったため、あとはそれに向かって一直線する!ある意味シンプルなものにもなりました。

その挑戦を後押ししてくれたのは、実は野球部の存在とコロナでした。

きっとこの二つのものがなければ、2020年の経験が無ければ私は決断できていなかったと思います。

だからこそ、野球部には感謝しつつ、コロナには感謝という言葉は語弊があるかもしれませんが、このコロナがあったからこそ、対話が進んだということもありました。

改めていま起きていることに感謝しつつも、その挑戦に向かってやめなくてはいけない、やめないとその挑戦が達成できなくなることもある中の一つがこのブログです。

そのようなわけでこのブログは明日をもってひとまずお休みしますが、また気が向いたら書いてもよいかなぁと思う今日この頃です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-363~

みなさん、おはようございます。

このブログも残すところ、本日を含めてあと三日…いよいよですね。

ちょうど授業をスタートした1週間を終えた時にこちらのブログを終えることができるというのも区切りが良いなぁと感じています。

さて、本当にこの一年を振り返ってみると激動という言葉がふさわしい一年でした。

私も改めてコロナによって自分の人生観や価値観を考え直すことができて、ある意味感謝すると同時に多くの犠牲になった方々のことを考えると心が苦しくなります。

しかし、過去に戻ることはできません。

だからこそ、まさにいまとこれからの未来を大切にして歩み続けるしかないんですね。

正直、現状の大阪や東京などの様子を見る限り、さらにコロナの波は押し寄せてきそうです。

ただ、それらに悲観的になることなく、いかに前向きにとらえていくか、そのマインドが改めて大切になると信じています。

ちなみに、この四月ですが予定されていたことがオンラインに変わったり、延期や中止になったりとやはりコロナの影響を受けています。

致し方ないことではありつつも、それでできた時間をどう活用するか…昨日もそんな一日だったので今後に向けて準備を進める一日にしました。

ただ、どうしても五月の中旬くらいまではまともなお休みが無さそうなので、とにかくコロナでできた時間をいかに有効活用するかという視点も大切にしながらやっていくしかないですね。

さて、世間では週休3日制なんかも議論されていますが、この先学校現場はどうなっていくのか…

良くも悪くもコロナ前に戻そうという雰囲気が強すぎて少し心配をしている今日この頃です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-362~

みなさん、おはようございます。

昨日は2021年度初の授業でしたが…ひとまずなんとかなりそうです(笑)

これから本格的にiPadを活用していく予定ですが、今年度の私の授業のグラウンドルールである、「ICTと対話」をモットーに、ICTと対話すること、またICTを活用すること、対話を活用すること、つまり3つの観点から生徒ともに成長していける授業を生み出していけたらなぁと考えています。

今週は、総合的な探究の時間の昔の東京講座、また学校設定科目のチーム作り講座も初回の授業を迎えるので、とにかく様子をみながらも、最初が肝心ということでさらに準備を重ねていこうと思います。また、部活の新入生説明会などもあり、とにかくはじまりの一週間という感じなので、実はずっと緊張しっぱなしです(笑)

また、昨日部活動に関わる方々には伝えましたが、GW中の合宿はもちろん、夏休み中の合宿、つまり宿泊を伴う活動は本校としては厳しいということになりました。

まぁ、こればかりは仕方ないですよね…。修学旅行なども含めて、高校生たちにとっては思い出に残る時間ですが、やはり大人数での宿泊を伴う活動は感染のリスクが高まります。そして、高校生はもちろん指導者のほうは重症化のリスクも伴うので、こればかりは致し方ないなぁと思います。きっと、このままいくと、年内は厳しいくらいの見通しで動きつつ、やれることをやっていくしかないですね。

また、これから先、遠方への遠征もどうなることやら…なんというかまん延防止等重点措置が東京に出たものの、現在の大阪のような状況になるのはそう遠くないと感じています。そういう意味でも、さまざまなことを想定してそれに対して準備をしていくことが、また改めて求められていると痛感しています。

2021年度も間違いなく、withコロナの一年です。良くも悪くも楽観視しないで、それでいつつもやれることはどんどんやっていく、そういう姿勢で進んでいこうと思う今日この頃です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-361~

みなさん、おはようございます。

昨日の試合は残念ながら負けてしまいましたが…負け方も魅せてくれる、なんというか今年の世代は魅了する世代だと感じています。

ただ、昨日の負け方は素人目で見ても課題が明確になった次につながる試合だと思いますので、この敗戦をしっかりと糧にしてもらいたいですね。

さて、いよいよ本日より授業がスタートしますが…なんというか恐ろしいくらいそんな感じがしません(笑)

きっと、春休み中ノンストップで仕事をしてきたこともありますが、このままだとフワッと試合に入って、先制点を奪われそうな雰囲気なので、ちょっと今日の午前中に気を引き締めて試合…ではなく授業に入っていきたいと思います。

今週は高校の授業だけではなく、大学の授業もスタートしますし、この一週間は学内の業務を優先しないといけなさそうなので、とにかくこの一週間は試運転でリハビリ的に進めていこうと思います。

特にWi-Fi環境があまり良くないということで、本日からしっかりと授業に入れるのか…そういうこともあり私の授業は一週間はオリエンテーションをメインに様子を見ながら授業を進めていくことにしました。

とにかくトラブルが起きることが前提で授業を進めていかなくてはいけないなぁと思いつつも、未然に防げるトラブルは一つでも解決しておかなくてはいけないですし、それでもトラブルが起きてしまったら一つ一つ丁寧に対応していく、とにかくICTの導入は広い心を持つことが最大のポイントだろうなぁと感じています。

さて、今日からどんな授業が始まるのか…そして、この先どんな日常になるのか…改めてのらりくらり過ごしていきます。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-360~

みなさん、おはようございます。

始業式はとにかく「バタバタ」な一日でした。一人一台iPadが配られたものの、そのスタートアップでWi-Fiがつながらず、担任の先生や担当の先生方は本当に大変そうでした。

また、まん延防止等重点措置に対応して、来週からの授業が40分の短縮授業になることとなり、それに伴う部活動の制限や保護者会の変更など、各種対応に追われました。さらに、会議もいくつかあり、本当にみなさんお疲れのような雰囲気でした。

来週からは授業が始まりますが、とにかく無理なくやっていきたいなぁと思う今日この頃です。

さて、本日はまたもや野球部の公式戦です。もうここまできたら、ここまでの勢いにのって、さらにジャイアントキリングを起こしてもらいたいなぁと思います。

そして、何よりも私にとってはこれまで顧問生活10年以上で唯一行ったことのない球場での試合となります。これだけ長いこと顧問をしていて、唯一行ったことのない球場、しかもそれが神宮ではなく駒沢球場という、なんともいえないものですね。

日曜日ということもあり、多くの方の観戦も見込まれます。とにかく、生徒たちが悔いない試合をして、結果はどうあれ満足のいくものにしてもらいたいなぁと。

また、いよいよこのブログを終えるまでカウントダウンとなってきました。365日、つまり一年間で終えることを決意しました。ちょうど、16日(金)に終えることになります。ちなみに、今日の試合に勝利すれば次戦は17日(土)の予定です。なんというかこれも一つの区切りなんですね。きっと、本日の試合に勝利して、このブログでは17日(土)の試合結果にふれることなく、あとはこうご期待!そんな感じになることを期待しながら、今もこのブログを書いています。

さて、このブログを終えるのが先か、春季大会が落ち着くのが先か…そして、何よりもここから先、コロナとの戦いがどうなるのか…改めて自分自身と向き合いながら一歩一歩着実に進んでいこうと思います。

今日も良い試合になりますように…

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-359~

みなさん、おはようございます。

本日は勤務校の始業式…今年度の業務を公表しても良い日となりましたので、まとめがてらつれづれなるままに書き記しておきます。

 

《2021年度の業務内容》

入試広報部主任:安定の!?いつでも引継ぎできる状況にしているんですが…

地理歴史科主任:昨年度までのアクティブラーニングWGからこちらになりました。

3年日本史:3クラス(ABC組)×3単位→昨年度は久しぶりの2年生でしたが、今年度はこちらに!

昔の東京講座:昨年度から引き続きもう1年だけ担当します。

チーム作り講座:今年度で閉講する予定です。

所属:第2学年(副担:ABEF組/学年だより担当)

野球部部長:部活の顧問の正式な発表は5月中旬なのでまだ変更の可能性があります。

 

さて、このような感じで、地理歴史科主任が新たになった感じで、それ以外は名目上はそう大きく変化はないですかね。

ただ、授業はICTの活用が求められていますし、それぞれコンテンツは今まで以上にブラッシュアップをしなくてはいけない一年になりそうです。

そのようなわけで、いよいよ2021年度が本格的に幕をあけますが、いつも以上にのらりくらり業務をこなしていこうと思います。

 

で、この一年野球部の部長となり、つい最近大きな変化に自分自身気づかされました。

それは、これまで10年以上顧問を務めてきて、それまでは野球部に勝ってほしいという思いで部活に携わっていました。しかし、部長になり、特に秋の大会で延長13回のタイブレークで敗れてから、勝ちたいに変わったんですよね。

 

「勝ってほしいから勝ちたい」

 

この変化、つまり客観的から主観的に完全に変化していたんですよね。なんか、この心境の変化にものすごく驚いています。元々、自分自身物事を良くも悪くも客観的・俯瞰的にとらえる傾向が強いため、こうやってただただ勝ちたい!と思わせてくれた生徒たち、他のスタッフに感謝しています。

そして、何よりも明日の試合も勝ってほしいではなく…勝ちたいです!!

つい最近、部員と話して、ベンチにいる時先生はものすごく静かに試合を観ていますよねと言われました。私はスタンドにいる時からそうなんですが、本当は内心ハラハラドキドキしていますし、タイムリーを打ったら、めちゃくちゃ喜びたいですし、負けたら泣きたいんです。ただ、顧問、そして部長という立場上あえてそれをしないできました。しかし、それも我慢の限界かもしれません。部員には、本当は暴れてガッツポーズしたいんだという話をしました。だから、そろそろしてしまうかもしれません(笑)

それくらい、勝ちたいんです。そう思わせてくれた部員たちに感謝しかありません。本当にどうもありがとう。