先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-22~

みなさん、こんにちは。

さて、今日はリハサールの大切さを書き連ねていきたいと思います。

いよいよ兼任をしている親大学のオンライン授業が来週からスタートすることになりました。大学ではGsuiteを導入して、GoogleClassroomをメインにMeetやZoomなどの双方向ツールを無理なく活用していこうという指示を受けました。こちらの指示を4月上旬に受け、これまでGoogleClassroomでだいぶ授業準備をしてきました。実はそれを受けて勤務校でもGsuiteの導入が第一候補として検討をされているのですが、ステイホーム週間最終日、卒業生にお願いをして模擬授業をさせてもらいました。

どうしても親大学のGoogleClassroomには在学中の学生さんしかクラスに入れないことになっているため、半分無理を言って卒業生に協力をしてもらいましたが、まぁその模擬授業でさまざまなことが起きました。

実は軽く1時間くらいですまそうと予定していたのが、結果2時間30分…ただ、私だけではなく卒業生にとってもたくさんの気づきがあったようで、おかげさまで私も卒業生も安心して来週からの授業を迎えられるということで模擬授業を終えることができました。

しかし、そこで話になったのが…このようなプチトラブルが来週から全国各地で起こるのではないかということです。4月からオンライン授業を開始している小中高大でもさまざまなトラブルが起きていることを耳にしていますが、いよいよ来週あたりから全国の大学を中心に本格的にオンライン授業が開始されます。

そのような中、自分で言うのも変ですが、卒業生にも言ってもらったのであえて言いますが、私はこれでもだいぶ準備をしているほうです。卒業生曰く、他の先生の授業のデータなどを見ても、準備具合は上位にランクインするそうです。

しかし、そのような私の授業であっても模擬授業をやってさまざまなプチトラブルが起きて、それを改善しつつ、また卒業生の学生側にも想定外のことが起きて、それを解決しつつの2時間30分でした。

ちなみに、私はその2時間30分を受けて、もう一度卒業生と模擬授業、つまりリハーサルをすることになりました。実はこれは卒業生ももう一度大学の授業が開始する前に準備をしたいと言ってくれて実現することになりました。

ちなみに、先ほどから話題に出てきている卒業生も非常に意欲的でICT関係には比較的強い学生です。しかし、そのような教員&卒業生であってもこのようにプチトラブル続出なわけですから…5月11日の週は「オンラインパニック」が起こること必須ですね…。

さて、もう一度リハーサルをしても安心はできません。

ただ、やはりさまざまな想定と準備をして少しでも学生さんの負担にならないように授業準備をしていきたいと思います。