先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-23~

みなさん、こんにちは。

今日は昨日(5/7)の振り返りをしたいと思います。

昨日、勤務校の「動画配信型授業」の学内での撮影初日、いよいよ「動画配信型授業」の幕開けでした。具体的には勤務校が公式にYouTubeのアカウントを取得し、こちらに各教科が動画を限定公開でアップロードしていきます。ただ、5月中は「授業」というよりは「補講」のイメージで、今後臨時休校がさらに長期化することも見据えて、本格的にオンライン授業の前段階というレベルです。またいわゆる授業だけではなく学年の先生の紹介や部活動紹介なども配信予定です。そして、教員も自宅で撮影するもよし、学校で撮影するもよし、ただ学校での撮影は感染予防の観点から、出勤日と出勤時間を極力絞って実施することになっています。さて、昨日はその学内での撮影初日でした。

まずは、一日終えての感想は…「疲れたぁ」です(笑)あー、本音を言えばとても充実感のある一日でしたが、とにかく疲れました。久しぶりに帰宅をしてお風呂に入り、夕飯を食べたらすぐに寝ていました。私が朝5:45から出勤していたのもその原因のひとつかもしれませんが、私は動画撮影のサポート担当として動画の撮影の補助やアップロードのお手伝いをしていたのですが…うん、気疲れしました(笑)

みなさん快く話を聞いてくださるし、サポートチームへの飲み物やお菓子の差し入れなど、お心遣いもたくさんいただき、ものすごくうれしかったのですが、それでも専門分野でないことを他の方に教えるって、本当に大変なんだなぁと。しかも、全部やってあげてもいけない…今後のことを考えるとご自身でやってもらいながら口を出すというイメージでサポートをしていたので、それは時間も労力も倍かかりますよね。いわゆる「自分でやったほうが早い」というやつです。

でも、「自分でやってはダメ」なんです。教育ってまさにそうですよね。そして何よりこういう時こそ伴走して、寄り添うことが絶対に大事なんだと。その信念でやっていたら、久しぶりに疲れ果てました(笑)でも、それだけ手ごたえも充実感も得た一日でした。

さて、今日は撮影2日目です。他のサポートメンバーが本日は担当をしてくれていますが、実は私は出勤しようかどうか迷いました。今日のサポートメンバーが心配というより、いや正確にはサポートメンバーの中で私が一番ICT関係には強くないので、私がいたところでたいしたプラスにはならないのですが、なんとなくまとめ役をしているためある意味責任感で行こうとも思っていました。ただ、メンバーへの信頼とメンバーの成長を促すには私がいないほうが良いと判断をして、今日はのんびり在宅勤務です。まぁ、なんだかんだのんびりできず、在宅勤務もバリバリやっていますが(笑)

さて、勤務校は間違いなく進化しています!コロナ禍をある意味チャンスととらえて進化する組織、手前味噌ですが素敵ですよね。ただし、何よりも先陣を切って仕事をしてくれているメンバーは、感染のリスクを高めながらも前向きに行動してくれています。そのメンバーの姿を見るだけで、胸が熱くなる今日この頃です。