先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-28~

みなさん、こんにちは。

とにかく髪が切りに行きたいものの、近くの理髪店は閉店中でこのまま長髪人生もアリかなぁと考えている今日この頃です。それか、思い切って坊主ですかね(笑)

さて、今日は少し大学のことを書きたいなぁと思います。現在、日本の多くの大学ではいわゆるオンライン授業が本格的にスタートしています。私が兼任講師を務める大学でも5月11日(月)からスタートをしていますが、細々としたトラブルが発生をしているようです。ただ、個人的にはこの5月中に起きるトラブルは学生のみなさんも寛大な気持ちで許してほしいなぁというのが正直なところです。と、言うのも私は兼任講師である意味授業だけを準備すればよい立場です。そのような私がしっかりと準備をしたと思い、それで模擬授業をやってもたくさんトラブルが発生をしました。また、これが私よりも年配で他の業務を抱えている教授のみなさんであれば、よほど金銭的にゆとりがあって助手さんやまた大学院生さんにお手伝いいただける方は別としても、その準備だけで大変だと思います。また、さらにたくさんの授業を持ち、大人数の授業を担当しているのであればなおさらです。もちろん、そのトラブルを擁護するつもりはありません。それに、しっかりと準備をしていなくてトラブルが起きるのも言語道断です!しっかりと準備をして、それでも起きてしまう小さなトラブルは一緒に解決してあげようくらいの気持ちでいてくれると、双方がハッピーになるのではないかなぁと思います。やはり、なんとなく最近この社会情勢になって、「他人に厳しい」方が増えている印象を受けます。いわゆる「自粛警察」なんて呼ばれる方もそうだと思いますが、日ごろの鬱憤を弱い立場や弱い相手にはらすのはやめたいなぁと。もちろん、相手にもよりますし、なんでもかんでも許そうというわけでもありません。ただ、できたら寛大な心を持って、この社会情勢を過ごすことが自分自身を結果的に幸せにしてくれるのではないかと感じています。

つい最近、こういった話を聞きました。「ある学校ではオンライン授業が導入できていない。他のオンライン授業を導入している学校とどんどん学力差がついてしまう。勉強する子はどんどんするし、そうでない子はさらに勉強しなくなる。だから、一律にオンライン授業をすべきだと!それか一律にできないならオンライン授業はやめるべきだ」果たして、そうでしょうか?どのような事態でも勉強する子とそうでない子はいますよね。さて、いかに寛大な心を持ち、他の人のことを気にせずに進めていけるのか。

「人にやさしく、自分に厳しく」