先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-234~

みなさん、おはようございます。

最近、とても気になることがあります。

それは、「挨拶」です。実は、なんとなく勤務校においてこの「挨拶」ができなくなっているような気がしているんです。

一つの大きな要因としては、このコロナ禍でみんながマスクをしていて、そういった関係で「挨拶」しづらいということも原因だと思います。ただ、それにしてもなんとなく「挨拶」が減っているんですよね。特に感じたのが、登校指導をしていてです。もちろん、こちらが「挨拶」をすれば、ほとんど「挨拶」が返ってきます。

ただ、こちらが「挨拶」をしても返ってこない生徒もいれば、「挨拶」とはいえない「挨拶」をしてくる生徒もいます。

うーん、もちろんこれまでもこういう生徒はいました。ただ、なんというかこれまでとは異なる雰囲気なんですよね。その違和感を感じていた時に、ある後輩の先生と「挨拶」についての話になり、2つのことが話題になりました。

1つは、なんとなく今の生徒は知っている先生の前ではしっかりするけれど、知らない先生の前ほどきちんとしないということです。昔は、知っている先生ほどある意味良くも悪くもフレンドリーだったり、ある意味甘えから良くない態度をとっていた気がしています。しかし、今の生徒はそれが逆なんですよね。つまり、なんというか知らない人にほどきちんとできないということか…それはつまりリレーションが無いと感じると他人として認識してしまうのではないかということです。ただ、きっと社会で生きるということは基本他人と生きるということです。そういうことから、果たしてこのままで良いのか!?この違和感をこのままにしておけないと感じたので、ちょっと動こうと思います。

そして、もう1つの話題が、大人が「挨拶」できないということです。これは正直致命的です。私は人間観察が大好きなので、なんとなく先生方の様子も見ていますが、やはり「挨拶」できない、「挨拶」しない大人が増えているのが事実です。

これは、もうどうしようもないですね…。もちろん、これもほとんどの人が「挨拶」できます。でも、そうでない人の割合が昔に比べて増えているような気がしています。

こういう違和感が今後どうなっていくのか…私自身はどんな人にでも「挨拶」だけはきちんとする人間でありたいと思います。

みなさんはきちんと「挨拶」できていますか!?