先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-287~

みなさん、おはようございます。

Amazonプライムは偉大ですね…。

完全に仕事とプライベートの区別をつけるきっかけとなりました。どうもありがとうございます。

さて、最近比較的時間がある生活を送っていてそれでも仕事があるの?と言われそうですが、いまは次年度の大学の授業の準備を中心に行っています。

大学の再課程認定に伴い、次年度は授業が一コマ減ります。一コマ減るというよりはこれまでの二コマが統合され、なおかついよいよ学習指導要領も変わるため、これまでは比較的授業のリニューアルで済んでいましたが、次年度に向けて大幅改訂をしています。担当している授業が教科教育法のため、学習指導要領のことはもちろん、模擬授業に向けての学習指導案の作成方法や授業方法などを再度見直している段階です。

また次年度以降は大学の授業も対面が増えてくるかと思いますが、場合によってはオンラインになることも想定しなくてはなりません。

そういったさまざまなことを想定しつつ、準備を進める…しかしこれも時間があるからできるなぁと感じています。

昨日は同僚とこんな会話になりました。

「最近、本当に教材研究の時間が取れるよね」と。

なんというかきっとこれがふつうでなくてはいけないんだと思います。だからこそそれを阻害している要因をどうしていくのか…これから学校現場が解決していかなくてはいけない問題なんだと思います。

もちろん今の生活が続くということも現実的には考えにくいですし、いかにニューフォーマルな学校にしていくのか、そして生徒も教職員もみんながハッピーな学校にするにはどうすることができるのか…きっと答えは出ています。あとは、それを実行するかどうかだけですね。

またこの期間で生徒にとっては奪われた時間とたくさんあります。友人との時間を筆頭に行事や部活など活動が停止したものは数知れずです。

これを全てコロナだからと流してしまうのか、コロナだからこそできることは何かを考えきちんと向き合うのか…その差はとてつもなく大きいと思います。

私自身も残り一ヶ月くらいはゆるやかな生活が送れそうなのでここでしっかりと準備して、自分のあり方をきちんと明確にしてさらに充実した次年度にしていくしかないですね。