先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-347~

みなさん、おはようございます。

昨日は恐ろしいくらい仕事が進んだ日曜日でした。

私が持っている仕事は主に①授業②校務分掌③部活に大分されますが、そのうち①の授業については新年度の一人一台iPad導入を見越して、ある意味ライフワークのように準備を進めてきたため、もちろんまだまだ不安は残りますが、なんとかやってきました。

また、②の校務分掌については次年度の見通しを2月~3月にかけてどうしてもつけなくてはいけないため、このあたりもだいぶ進めていました。

そして、残る一番手を付けていなかったのが③の部活です。正確には手はつけていたのですが、きちんと振り返り、新年度に向けてどうするかということをなかなかしづらいのが部活なので、そのあたりを昨日はもうひとりの顧問の先生とともに行いました。

もちろん直近の春の大会の準備もそうですが、それよりもこの一年間顧問として仕事をしてきて、それらの仕事をきちんと振り返り、新年度より良い部活経営にするための作業です。実は私はこれまでずっと部活の顧問としてはサブのポジションだったため、これらをすることができませんでした。しかし、諸事情があり、部活の責任者になるとともに、顧問の人数も減ったため、そういう意味できちんとこういう時間をもうける必要があると感じたため、ある意味せっかくの日曜日にも関わらず、朝から晩までその業務に明け暮れました。もうひとりの顧問の先生を付き合わせてしまったことはものすごく忍びないですが、この一日のおかげで次年度一年間がより良く、なおかつそれぞれの負担などが減ればという思いから行っていました。

さて、それらを実施して感じたのは、改めてPDCAサイクルの大切さです。実は、私が最もこのサイクルをできていないなぁと感じていたのが、部活でした。なんというか他の仕事ではいくらでもそれができるのに、部活ではなかなかそれができないんですね。ただ、私が以前顧問をしていた文化部でも意外とできていました。やはり、それにはその部活における権限が関係してくるんだと思います。組織において、その組織をマネジメントする権限があるかどうかで、PDCAサイクルなどを回すことができるかどうかが決まってきます。もちろん、個人レベルでは可能なのですが、組織レベルについては話は別です。

そういう意味では、一年前より若干の権限があるからこそ、昨日のような時間をもうけることができたんだと感じています。そうすると、やはり会社や学校において、これらマネジメントできる立場の人の役割はとても重要だということが痛感させられますね。

改めて、私自身自分が権限を持っている組織などでは、いかにその組織が円滑かつ永続的に成長できるチームにできるように関わっていきたいなぁと思う今日この頃です。