先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-66~

みなさん、おはようございます。

ようやく分散全学年登校の一週目が終わろうとしています。

いやー、正直疲れました(笑)でも、ものすごく達成感と充実感があるのが事実です。

そして、何よりもその達成感と充実感を支えているのが「授業」ですね。

 

6月1週、2週は1度しか授業がなく、いわゆるオリエンテーションでした。

そして、3週目の今週はいよいよ本格的な授業に入りました。

40分の短縮授業で、なおかつグループワークなどはご法度、生徒もとても気を遣った本当に静かな空気の中の授業でしたが…

やっぱり授業って良いですね!!

 

もちろんオンラインでできることはたくさんあります。そして、オンラインだからこそできることもたくさんあります。

でも、オフライン、つまり対面だからこそできることもたくさんあるんですよね。

私の本来の授業の流れの大枠は以下のとおりです。

 

《本来の授業の流れ》

①【 発表 】生徒による前時の復習(KP法などによるプレゼン)[5分]

②【 共有 】本日のMQ&SQ提示&実物史料(映像資料)など提示[5分]

③【 講義 】パワポによる本日の単元についてのレクチャー[15分]

④【 協働 】ワーク(個人/ペア/グループ)[15分]

⑤【 対話 】生徒vs.教員問答[5分]※(A)→問答→(B)→問答

⑥【 内省 】振り返りタイム(対話型リフレクション・確認問題答え合わせ)[5分]

 

しかし、現状では以下のような流れに変えています。

《現状の授業の流れ》

①【 共有 】本日のMQ&SQ提示&実物史料(映像資料)など提示[5分]

②【 講義 】パワポによる本日の単元についてのレクチャー[15分]

③【 協働 】ワーク(個人)[15分]

④【 対話 】生徒教員問答の振り返りタイム[5分]

 

だいぶコンパクトかつワークも基本は個人で、どうしてもの場合はソーシャルディスタンスを保って「ききあい」OK!にしています。

そして、この現状の授業の流れで大事になるのが【対話】の部分です。最後の生徒と教員で対話をする。この時間でいかにコミュニケーションをとるのか…ただこれは分散登校のおかげで授業が20人のため、いつもより濃い対話ができている気がしています。

 

さて、この先どうなるのか…でもやっぱり教師になったのなら、生徒と向き合い、授業で生徒と対話して学び合い、高め合っていきたいなぁと感じた今日この頃です。