先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-130~

みなさん、こんにちは。

今日は朝から在宅勤務、もちろん学校現場で働いている以上書類上は「休暇」ですが、それでも職場で仕事をするよりははかどりますね。

最近心がけていることは、職場では「職場でしかできない仕事orこなす仕事」在宅では「クリエィティブな仕事」をするように心がけています。そして、そうやって区別するとものすごく仕事の能率が上がるんですよね。

まず、職場では絶対に職場でしかできない仕事というのがありますよね。個人情報に関わるものであったり、同僚の方と進めなくてはいけない仕事など、職場でしかできない仕事、これを最優先におこなうようにしています。そのうえで、空いた時間は、「こなす仕事」つまり雑務関係をおこなうようにして、あまり考えなくても良い仕事をするようにしています。と、言うのもどうしても学校現場と言うのは急なことが起こりやすく、「クリエィティブな仕事」つまりは授業準備は新しい校務分掌業務のアイディアを創出しようとすると、なかなかはかどりません。まぁ、私だけかもしれませんが。

だから空いた時間はとにかく「こなす仕事」を黙々とやり、思考の疲労をなるべくおさえるようにしています。

そして、在宅勤務、つまり自宅で仕事をする時には、基本誰にも邪魔されないため、クリエィティブな仕事に専念するようにしています。

本日も朝からクリエィティブな仕事、と格好よく言いましたが、基本教材研究&授業準備に没頭していましたが、あきらかに職場で行うよりもはかどるんですよね。

そして、今は小休止しながら、このブログをつれづれなるままに書き連ねているわけです。こう考えてみると、改めて日本社会はテレワークが上手に導入されていったほうが良いなぁと痛感します。

もちろん、毎日テレワークと言うのは正直辛いと思いますし、特に教育現場で働く際には厳しいかもしれません。でも、生徒も大人も毎日学校に行くのではなく、学校に行く日もあれば、自宅で学ぶ日もある、また学校で仕事をする日もあれば自宅で仕事をする日もある、そういうもっと選択肢が広がった社会になればよいんだろうなぁと思います。もちろん、そのためにはバランスが必要です。

このコロナ禍でそのバランスをものすごく考えていますが…私が最近個人的に考えるのは、週3日の通学、週2日のオンライン授業、そして週2は完全にOFFでそのOFFで生徒も教員も完全休養し、もう一日でそれぞれが自己研鑽する、そんな学校になったらもつとワクワクするなぁと思います。そして、運動部は週3の通学時に活動、文化部は週2のオンライン授業の日に活動、あとはあくまで生徒の自主性に任せて活動する、そういうのってどうですかね。

なんというかいまの学校現場は必修が多すぎるような気がしています。クリエイティブなことというのは、「ゆとり」がないと生まれません。そして、必修、つまりやらねばならないことが多いと、「やらされている感覚」が増します。でも、勉強も部活も本来は自ら「やりたくてやる」ものです。

あらためて、コロナによって生き方、あり方が問われていますよね。大人の自己満足にならない教育…そうありたいものですね。