先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-85~

みなさん、おはようございます。

今日も日本全国で大雨が襲っていますね。本当にひとりひとりが試されている気がしています。

さて、ここ数日集中力を発揮したおかげで、だいぶこの先の見通しが立ってきました。

実は、今年度から部活の責任者となり、それに加えてコロナ対応と大会の準備などが重なり、正直部活について最もタスクを抱えていました。そして、何よりも先が見えないということが心身ともに疲れさせる一つの原因になっていました。

他の業務は、例年と大きく変わることなく、それでいてあとはコロナ対応だけだったので、イレギュラーに対応することが明確でした。ただ、部活については立場が変わったうえでのコロナ対応のため、やはり自分の中ではいわゆる「急に振られる仕事」が多く、なかなかゆとりを持って生活を送ろうとしても、そうならない日が多かったです。

よく持久走にたとえるのですが、10周走りなさい、20分間走りなさいというのは比較的容易にクリアできます。もちろんこれに、10周を10分間で、20分間で20周というノルマが課されるとまた話は変わりますが、それでも与えられたノルマが適正であれば、そう苦にはなりません。ただ、一番きついのが「俺がいいっていうまで走り続けろ!」というものですよね(笑)今のコロナ禍の学校現場、そして部活が再開した学校はまさにこのような状況です。そのうえで「ランニングしながら、スクワット100回を俺がやれって言った時にやれ!」なんていうノルマ付きの状態です(笑)

まぁ、楽しいですよね。間違いなくこれは心身ともに鍛えられますが、あまりに長期間この状態だと、ストレスフルで倒れてしまうこともあるなぁと感じます。

だからこそ、私自身はとにかく目の前のタスクをこなしながら、先を見通せるように常にプランニングをして、この約一か月過ごすようにしました。そして、いまようやく先が見通してきて、この状態にある意味慣れてきました。そうすると、自分自身の成長も感じ取れ、そしてさらにどのような状況でも大丈夫だろうなぁという自信も生まれてきます。

いやはや、本当に生きたPBLですね。そして、こういう機会をネガティブにとらえるか、ポジティブにとらえるかで、その学びは大きく変わります。

だから、私はものすごくポジティブにとらえて、唯一学校でも部活が始まっている競技に携われ、大会に向けて課題解決をしながら、自分自身の心身の健康に気を付けながら過ごして、めちゃくちゃレベルアップしてやろう!と考えています。

って、そんなことをしていたら、本当にひととおりのタスクに目途がついて、どうもこれから先は仕事の貯金をつくる時間ができてきそうです。

なんというか…やれるもんですね。今朝くらいは自分で自分を褒めつつ、今日ものらりくらり仕事を楽しみます。昨日、生徒から「先生って本当に人生楽しんでいますよね」と言われたのが物語っている気がしています(笑)