先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-106~

みなさん、おはようございます。

さて、今日からまた新たな一日がスタートします。ここからは、勤務校では期末試験に向けてのラストスパートの時期となりました。

ここ最近のブログの内容が「部活動」メインとなっていましたが、教員の本業は授業です。と、私は思っています。もちろん、授業や部活を通じての生徒指導、いわゆる教育全般だと思いますが、やっぱり私は学校において最も比重の重い授業をいかに有意義にするのか、それこそが学校教育の根底にあると感じています。

しかしながら、実際の学校現場においては授業を軽視し、部活動こそが!という先生がいる方も事実です。私自身、運動部、文化部の顧問も経験したことがあり、特に運動部では高校スポーツ界においてもバリバリに活動する部活の顧問を10年以上経験し、運動部も兼部が可能なのんびり部活を10年以上経験したことのある一教員として、部活の大切さは身をもって経験しています。

だからこそ、私は部活も大切ではありますが、シンプルにどちらも大切であり、授業のほうが大切!部活のほうが大切!という議論自体が野暮だなぁと思います。もちろんそれが議論であればよいのですが、なんとなく学校現場では「授業派」の先生、「部活派」の先生という派閥争いが行われることもあるそうです。なんというかインテリ軍団vs.スポーツ軍団という構図らしいです(笑)

そして、実際にそういう派閥争いで心を病んだ先生を私も知っています。

残念ながら、これは事実です。だからこそ、私はもう一度言いたいと思います。授業も部活もどちらも大事!どちらも教育をしていることに変わりはなく、また「生徒のために」という目的が変わらないだけで、その手段が異なるだけ!だから、お互いに認め合いましょう…と。

私はどちらかと言えば「授業派」の先生にカテゴライズされている自覚はありますが、それでも10年以上高体連に所属をしていない夏が最も忙しい部活の顧問をしているため、時には「部活派」にもカテゴリーされているとも思います。

正直、どちらもやるのは…きついです(笑)簡単に言うと、授業には当然のごとく手は抜けないし、その一方で部活のため、日曜は基本部活です。うーん、これ以上書いてしまうきっと労働基準法うんぬんかんぬんの話になってきてしまうので、深入りはしませんが、私も一時期この働き方で大丈夫!?という時期はありました。

だから、今は相当セルフマネジメントを意識しながらもダブルスタンダードを大事にして、授業も部活も大切!という軸で仕事をしています。そして、何より大事なのはどちらも大切ではなりますが、それで自分が倒れてしまっては元も子もないので、本当の無理はしないようにしています。

って、ここまで書いて何が言いたかったのか…昨日の敗北から一夜明けて、やっぱり「相互承認」って大事だなぁということが実感したことです。そう、「相互承認の文化が醸成されたクラス・職員室・学校」にしたい!そう思えた今日この頃です。

みなさんのHRクラス、みなさんの部活のチーム、みなさんの職場はお互いがお互いをきちんと認め合えていますか?