先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-175~

みなさん、おはようございます。

昨日はあの浅草に行ってきました!水曜のド平日に浅草に行くなんて…もちろん遊びではないです。生徒を連れての校外授業です。

今年度紆余曲折あって、他の先生が開講した総合学習を担当することになりました。フィールドワークをメインとした授業なのですが、コロナ禍で残念ながら1学期は一度も外に行くことができませんでした。

しかし、勤務校も10月からいよいよ正常化となり、せめて1回か2回でもという思いから、感染対策をバッチリしての校外授業を実施しました。

3年生対象の授業のため、実質11月までしか授業がありません。また社会情勢を考えると、冬にはまたコロナの第三波がやってくることも予想されます。

そういう意味でもこの10月しかチャンスが無いということで、浅草、そして10月下旬には東京駅周辺を散策することになっています。

私も正直まともにこういったスポットに外出するのは半年以上ぶりなので、心の中はものすごくワクワクしていましたが…あの浅草がものすごく空いていました。私がこれまで見た浅草で最も人がいませんでした。だって、あの仲見世通りが閑散としていましたからね。そして、お店も3分の1くらいは閉まっていました。

何よりも浅草寺もほとんど人がいないですし…なんというか本当に貴重な経験でした。GoToなんとかで週末はだいぶ人が戻ってきたようなことが報道されていますが、平日はいつも以上に人がいなく、「本当にこれが浅草!?」というような感じでした。

そして、何よりも私がうれしかったのが、生徒たちがものすごく笑顔で浅草を堪能していたことでした。なんかこんなにフィールドワークで楽しそうな生徒たちを見るのはある意味はじめてくらい…きっと彼らもいろいろな思いがあったんでしょうね。

感染対策のため、グループを分け、乗車する電車も2つに分けて、グループごとに同じ号車に乗らないなど、彼ら自身がルールをつけて、彼らなりにものすごく気を遣いながら楽しんでいたのが印象的でした。

私もこっそり人形焼を購入して職場に戻りましたが…やはり新しい生活様式を確立しながらできることをやっていく、その姿勢がとても大切なんだと改めて生徒から学ばされました。

さて、次回の東京駅はもっと堪能しようと思う今日この頃です。あくまで、仕事ですけれどね(笑)