先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-209~

みなさん、こんにちは。

昨日は思うところがありすぎる一日でした。

昨日のことをしっかりと振り返ってみて感じること…それは「正義vs.正義」の対決を制すには、しっかりとその対決を仕切れるフェアな人が必要だということ…そしてもうひとつは人を変えることはできない、だからこそ自分が変わることが大事だということでした。

いわゆる価値観のぶつかり合いの場合、それはどちらも正義であり正解なんです。つまり、どちらもが正しいはずなんです。もちろん、あきらかに悪な場合もありますが、私の周囲で起きる価値観の対立は「正義vs.正義」がほとんどです。だからこそ、それらを最終的におさめる場合には、フェアな人がきちんと双方の「正義」を吟味して、そのうえで妥協点ではなくどちらかを正義とするか、もしくは第3の道をつくりあげるように導く必要があるでしょう。しかし…昨日私の周囲でこのような対立が2度ほどありました。同様のテーマではあったのですが、どちらもフェアではなかった…そうその対立を仕切るべき人が。

なんというか、久しぶりに絶句しました。だからこそ、昨日はものすごくモヤモヤとした気持ちを抱えて夜を迎えることになりました。

実は昨日は個人的にあまり体調がすぐれず、そのせいもあってか本当にモヤモヤがおさまりませんでした。しかし、なんというかそのモヤモヤがあっさりおさまってしまったんですよね。

それは…人を変えることはできない!ただし自分は変わることはできる!というフレーズが頭に浮かんできて、なんというかすべてが腑に落ちました。昨日対立していた人たちも、それをフェアにジャッジしない人も、正直変えることはできません。だからこそ、自分自身がそこでどうあるべきか…それを変えることはできます。私は昨日完全に俯瞰した状態でその場にいました。そして、今もそれが正解だと思っています。しかし、その俯瞰して感じた感情をどう次の行動に移していくのか、それを変えることはできます。

フェアにジャッジしない人への怒りもあります。でも、その人を変えることはなかなか難しいことでしょう。そうであるならば、私自身が今後どう行動変容を見せるのか、それだけだと考えたら、モヤモヤは完全に晴れました。

さて、偶然にも今日はお休みのため、今日の一日でリフレッシュをして、明日から自分自身の行動変容を愉しんでいきたいと思います。

人を変えることはできません。正確には困難です。だからこそ、まずは自分が変わること。