先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-219~

みなさん、おはようございます。

いよいよ第3波到来と言っても過言は無いでしょうね。

しかし、日本は各個人の判断に任せるという流れになっています。

このままただ流れに身を任せていては、いざという時に動けなくなりそうなので、私自身も自分で考えて行動をしていきたいと思います。

そのようなわけで、大学の授業は許される範囲でオンラインでの実施を進めていきます。

学生さんたちとも相談をして、どうしても対面でなければいけない日を除いては、オンラインでの実施もできるように準備はしてきました。

感染者が増えてきても、組織全体で判断を下すのは現状難しいようなので、各個人で最善の策を打っていくしかないですね。

そのような中、今週末も各種学校説明会があります。土曜日、日曜日ともに大規模な説明会です。と、言っても例年と比べると人数を制限しての実施となりますが、こちらもいよいよ佳境を迎えています。受験生にとっては目の前の勉強と闘いながら、あわせてコロナとも戦わなくてはならないという状況で本当に大変だと思いますが、シンプルに頑張ってもらいたいですね。

しかし、このような中、生徒たちからは休校にしたほうが良いのでは?という声もチラホラ聞こえてくるようになってきました。もちろん、その声の真意はさまざまだと思います。ただ休みたい、怖くて休みたい、なんとなく同調圧力など…ただ、私が感じているは現状学校現場はものすごく疲弊しているということです。

それもそうですよね。6月から急に学校が再開され、そこからあれよあれよと正常化しました。ただ、正常化といってもマスクをしたり検温をしたり、いつもよりも制限がある中で、先生方は遅れを取り戻そうと授業も部活もフルスロットル…生徒に聞くと定期試験以外にも小テスト・中テストの嵐だそうです。

それは疲れますよね…本校では毎日の欠席者が全体で共有されるようになっていますが、やはりこの11月はこれまで以上に欠席者が増えてきています。

そして、先生方のお休みも目立つようになってきました。なんというか、日本ってこういう国ですよね。

こういう時に、現状を見て、全体を見て、生徒にっても教職員にとっても最善の道を模索し、それを実行する…本校だけではなく学校現場の未来のために今立ち止まるべきなのかと感じています。でも、きっと立ち止まらずにこのまま年末まで…

このような状況下で改めて学校がどうあるべきか!?それがまさに問われていると感じています。

私自身は、こういう時だからこそ自分で考え、自分で行動する、それこそが重要だと考えています。みなさん、自分の身は自分で守りましょう。そのうえで、周囲の人の足をひっぱるのではなく、手をひっぱることのできるゆとりを持ち合わせましょう。