先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日~

東京の私学の先生がコロナ禍に置かれた教育現場でなんとなく奮闘する物語です。

先生vs.コロナ~終戦Xデーまであと★日-295~

みなさん、おはようございます。

ふと同僚とコロナ前にはみんなで食事に行ったり、飲み会に行ったりするのが当たり前だったのに、それが全く変わってしまったね…なんていう話をしました。

確かに改めて振り返ってみると、生活が激変しましたが、果たしてそれが良いのか悪いのか…それは人それぞれだなぁとも感じています。

結論から言えば私個人としてはこのコロナにより、良い面が増えたような気がしています。

もちろんコロナ対策のことは置いておいても、生活は安定し、また健康になりました。

ただ、良くない面もあることは事実です。

その中で、昨日ある先輩の先生とゆっくり話す機会があり、その先輩に言われた一言に衝撃を受けました。むしろ、私自身感じていたことをそのまま言語化してくれただけなのかもしれませんが、そうやって感じている同僚、しかも先輩の先生がいることになんというかドキドキしました。

改めて、このコロナで変化したんだと実感した瞬間でした。

また帰りには後輩の先生から似たようなことを聞きました。

そして、昨日一日のことを振り返り、みんな思うところがたくさんあり、そしてそれらをそれぞれが内に抱えて過ごしているだなと。

きっとそれは至るところで起きている現象なんですよね。そして、その思いを行動に移している人もいるでしょう。

ただ、ここで変われるか変わらない…本当に大きいと思います。しかし、その変化は外的変化、いわゆる物質的変化ではなく、内的変化のことを言います。

実は昨日はもうひとりある方と話をする機会がありました。その方はとにかくコロナ前の状態に戻そうと必死になっていました。それもきっと間違いではないでしょう。

ただ、やっぱり私が感じるのは元に戻るとか昔に戻すというのは歴史的に見ても不可能です。

元に戻ったように見えても、それはまた新たな歴史なんですね。

なんか昨日はそれぞれのコロナの受け取り方の違いを感じとり、その違いが今後どうなっていくのかということに思いを馳せました。

あの頃はよかったというのは簡単です。でも、もうあの頃には戻れません。だから、いま、そして未来をどうするのか…せっかくならワクワクするいまと未来にしていきたいですね。